前話にて、サンジvsクイーンの戦いが繰り広げられる中、
サンジの体の異変が本格的に現れて来ましたね！
これまでサンジはCP9のブルーノやドフラミンゴファミリーのヴェルゴと戦った際に、
脚の骨を痛めるシーンが描かれていました。
ですが、今回で脚どころか全身の骨が折れているのにも関わらず、
｢痛ェんだけど、普通に歩ける｣
と、ありえない事を言い出し、挙句の果てには、
ガンッ！ゴンッ！など人間離れした音を出しながら体が元に戻って行くではありませんか！
この能力は｢ジェルマ66｣の兄弟たちに見られた能力で、
サンジは｢普通の人間｣だったのですが、突然能力が発現したのでした。
一体｢何がきっかけ｣で能力が発現し、これからサンジは｢どうなってしまう｣のでしょうか！
そして、今週の1029話に続きます！
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ワンピース1029話ネタバレ考察｜あらすじ
今週の第1029話では、前話の｢サンジの異変｣の話しから始まります。
サンジの体の異変はやはり、｢ジェルマ66｣と同じの様で、
確かに強力ではありますが、サンジ自身が｢忌み嫌っていた｣能力ですね。
はたしてサンジは｢ジェルマ66｣の様になってしまうのでしょうか！？
そして、カイドウの戦いとは別のもう1つの｢四皇との激闘｣。
キッド・ローvsビックマムの戦いが描かれました！
この戦いは、キラーvsホーキンスの戦いが描かれて以降触れられる事はありませんでしたが、
はたして、行く末はどうなってしまうのでしょうか？
キッドを人質に取られてしまったキラーはそのままホーキンスにやられてしまうのでしょうか？
キラーvsホーキンスの戦いも佳境に差し掛かっています！
それでは、詳しく見ていきましょう！
ワンピース1029話ネタバレ考察｜サンジの｢体の異変｣
場面は前話に引き続き、｢サンジvsクイーン｣の戦いから始まります。
クイーンの｢ブラキオとぐロス｣で全身の骨を折られてしまったサンジですが、
人間とは思えない音を出しながら骨が元に戻っていきました。
その｢事実｣に頭がついて行かず、困惑していた所を、
クイーンはブラキオサウルスの巨体から、これまた巨大な剣をサンジに振り下ろします。
まともに喰らえばサンジも真っ二つになってしまう程の攻撃でしたが、
ガンッ！と言う音と共にサンジの顔が少しへしゃげただけなのに対し、
クイーンの剣は砕かれてしまいました。
流石のクイーンも驚いたのか｢ハァ！？｣と感情を露わにしていましたね。
その事についてクイーンは、
｢確かにジャッジは昔言っていた、外骨格を･･･！異常な回復力を･･･！腕力を･･･！｣
｢そして何も感じない、氷の心を！｣
そんな風にクイーンは昔サンジの父親、ジャッジが言っていたと言いました。
そしてサンジは、イチジ、ニジ、ヨンジを思い浮かべながら
｢あんな血も涙もない怪物になりたくない｣と更に困惑してしまいます。
そしてサンジは戦闘中なのにも関わらず、｢考える時間をくれ！！｣と逃げてしまうのでした。
そんなクイーンのレーザーから逃げるサンジを百獣海賊団の下っ端たちが
｢スキありだ撃ち殺せー！｣と銃で攻撃してきます。
銃弾は見事にサンジにヒットするのですが、サンジは全くダメージを受けておらず、
｢痛ェな！！｣と睨み付けるのでした。
こんな睨み方は普段のサンジからは有り得ませんね。
はたしてこれは｢ジェルマ66｣と同じ｢氷の心｣に近づいているのか、
それともただの｢焦り｣からなのか、どちらなのでしょうか？
サンジには｢誰よりも優しい心｣を持ち続けていてほしいですね！
ワンピース1029話ネタバレ考察｜もう1つの｢主戦｣
キッド＆ローvsビックマム
場面は変わり、キッドとローvsビックマムの戦いへ移ります。
初めは｢最悪の世代｣の共闘でビックマムに圧されてはいましたが、
戦えていたように感じますが、キッドの異変により、戦況は大きく揺るぎます。
キッドの｢異変｣とは、突然ビックマムからの攻撃ではなく、脇腹から出血したのでした。
キッドを襲う訳の分からない｢ダメージ｣とビックマムの凄まじい｢攻撃｣。
どんどん瀕死に追い込まれるキッド。
そして、1人では勝つ事は難しいと思われる、ロー。
2人が窮地に追い込まれる事となった原因は別にあったのです。
それは別の戦場での戦いが原因でした。
キラーvsホーキンス
キッドが｢不可解なダメージ｣を負うこととなった原因、
それは、このキラーvsホーキンスの戦いでした。
傷だらけのキラーに対し、石柱に頭を打ち付けるホーキンス。
そのホーキンスに向かって｢頼む･･･！止めてくれ！｣と叫ぶキラーと、
傍から見るとよく分からない状況となっていました。
石柱に頭を打ち付けたのに｢ノーダメージ｣なホーキンス。
その理由は、ホーキンスの悪魔の実の能力でした。
｢他人の藁人形を作り出し、自分の負ったダメージを藁人形に肩代わりさせる｣
と言う意地の悪い能力で、｢キッドの藁人形｣を作っていたのです。
その能力のせいで、キラーの攻撃はホーキンスではなく、自身の船長であるキッドが負う事となるのでした。
そしてホーキンスは故意に頭を打ち付け、キッドの頭にダメージを送っていたのです。
船長を人質に取られ、打つ手がないキラーは、ビックマムと戦っているキッドを思い、
｢俺の命ならやる･･･｣
とスラリーバークのゾロを思わせるセリフを口にするのでした。
そんなキラーにホーキンスは、少し苛立った様子で、
キラーを｢殺す｣のではなく、｢降参｣する様に言いました。
そしてホーキンスはカイドウやビックマムの様な｢四皇｣に対する｢格の違い｣を、
｢生物の本能で感じた筈だ!!!勝てるわけがない!!｣
と叫んだのです。
その言葉にキラーは、
｢声を荒らげるな、お前は悔いてるんだろう･･･？あの時の選択を･･･!!｣
｢お前が死ぬと恐れた未来をおれ達が生きてんだからな!!｣
そう言うとホーキンスは図星だったらしく、
｢やがてわかる後悔するのはどちらか!!｣
そしてキラーは｢ならおれも悔いのねェ様にやってみよう･･･!!一か八かだ･･･｣
一か八かの賭けを前にキラーはホーキンスに2つ質問します。
｢行き場のないダメージを受けたらどこに行くんだ？｣
その問いに｢全てのダメージはキッドが受ける｣と言い返すホーキンスでしたが、次の瞬間、
キラーはホーキンスの｢左腕｣を切り落としました！
その事実に驚愕するホーキンスと百獣海賊団の下っ端たち。
なぜ｢左腕のダメージ｣がキッドに移らず、ホーキンスが受けたのか。
それは、｢キッドに左腕が無いから｣でした！
能力で義手を付けているキッドの事をホーキンスは忘れていたのかもしれません。
そして2つ目の質問。
左腕から抜き取ったキッドの藁人形を手にキラーは、
｢こいつを取っちまえばあと何人の命がお前を守っている･･･！？｣
左腕を失い、蹲るホーキンスは｢おめでとう･･･!!そいつが最後だ｣
すかさずトドメを刺しに行くキラーに対し、ホーキンスも必死の思いで｢藁人形”消滅”のカード｣で応戦します。
死神の様な藁人形が出てきたと思えば、キラーの｢斬首爪｣であえなく撃沈。
そしてホーキンスお得意のタロットカードで｢この戦いの決着を示せ!!!｣と占うのですが、
出たのは｢塔｣のカード。
驚いているホーキンスの隙をつく形でキラーは勝利を納めるのでした！
ホーキンスの｢知らぬ間の呪縛｣から解放されたキッドは
｢体が軽い･･･｣
と不敵に笑みを浮かべるのでした。
ずっとキッドに支え、夢を共にして来たキラーはキッドに対して、
｢行け相棒!!!｣
と言ったシーンは胸が熱くなりましたね！
ワンピース1029話ネタバレ考察｜｢塔｣感想まとめ
今回は、今週号に掲載されている第1029話｢塔｣をまとめました！
ワノ国編の戦いが超佳境を迎える中で、｢相棒｣の背中を押すキラーを描いた第1029話。
タイトルにもなっている｢塔｣は最後のシーンでホーキンスが出したタロットカードでしたね！
この｢塔｣のカードには｢古きものの崩壊｣と言う意味と、裏の意味に｢新しい道｣と言う意味が隠されているそうです。
この時、ホーキンスは｢戦車｣の正位置を引いていると勝てたかもしれませんね。
はたまた、この結果はキッドを想うキラーが引き寄せた結末だったのかもしれないですね！
カイドウvsルフィの戦いとビックマムvsキッド＆ローの｢対四皇｣の戦いの結末は一体どうなってしまうのでしょうか！？
今後の展開も楽しみですね！
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