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【キングダムネタバレ710話】カッコいいカン・サロから李牧の反撃の狼煙が上がる

キングダムネタバレ710話
アース
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2月24日発売ヤングジャンプ掲載の「キングダム710話」の内容と考察です。

710話「世界の違い」。

前話709話で桓騎軍が主攻となり、飛信隊・玉鳳隊・壁隊と共に宜安を目指し、閼与を出陣しました。

さらに秦の北東部で徴兵し集まった20万の軍勢が、太原に集結。

桓騎軍との合流を目指し宜安へと向かおうとする軍勢を、趙のカン・サロとジ・アガが崖上から見下ろし終わりました。

ここから今回は間違いなくカン・サロとジ・アガの活躍が見られる展開となると予想できますが、ここからどのような展開となったのか?

さらに、タイトル「世界の違い」の意味とは?

4月9日(土)よりアニメ第4期が始まる「キングダム」の原作最新話を見ていきましょう!

キングダムネタバレ考察|710話あらすじ!

20万の北東部軍の様子

秦北東部で徴兵された20万の軍が、太原に集結します。

そのまま宜安へ向け、移動する秦北東部軍。

これまでの趙との戦いは秦の南側である鄴や武城・平陽ばかりだったため、北側では大きな戦いはありませんでした。

そのため集まった兵達は、あまりの数に驚いています。

趙攻めは南側で終わるだろうと誰もが思っていた事もあり、始まる前から「いつ戦は終わるんだろう」と歩兵達は早くも帰りたそうな会話をしています。

そのような会話を聞いた千人将らしき騎馬の将・朱角隊長が、「武功を上げるチャンスだぞ」と鼓舞します。

さらに「これから六大将軍の王翦軍と桓齮軍と合流する」と振ると、歩兵達は「あの六大将軍の!」「勝ったも同然!武功を上げるぞ!」と大いに盛り上がります。

そんな会話をしている向こう側の崖一面に、多数の騎馬が出現します。

北東部軍を急襲するジ・アガ軍とカン・サロ軍

崖から一気に駆け下り、北東部軍を急襲するジ・アガ軍。

あまりに虚を突かれた北東部軍は、そのまま一方的に斬られていきます。

兵をふっ飛ばしながら斬るジ・アガ。

斬られて顔が半分になる朱角隊長。

そのように急襲するジ・アガ軍を、カン・サロが崖上から見ています。

軍の後方から攻めるジ・アガ軍に対して、カン・サロ軍は頭から攻めるよう。

北東部軍総大将の曹波広将軍を見つめながら兜を被り、カン・サロは兵達とゆっくり出陣します。

崖上から騎馬で出陣し、そのまま敵の総大将曹波広将軍を狙います。

狼猛軍の急襲の報告を受ける李牧たち

邯鄲と宜安の中間地・荘関にいる李牧たち。

王翦軍が閼与に残ったまま桓齮軍が出陣したこと。

さらに太原で秦北東部軍20万をカン・サロとジ・アガ率いる狼猛城軍が急襲したと報せが入ります。

王翦軍が閼与に留まっている事から、李牧の「閼与で秦軍が半分」という予言が当たった事を喜ぶ馬南慈。

さらに「太原の急襲も同じように上手く行きますかな?」と尋ねます。

それを聞いた青歌城から李牧に付いて来た楽彰(がくしょう)は「難しくないでしょう」と答えます。

李牧のおかげで、狼猛城には十分に準備する時間があった。

さらに青歌城イチの剛将であるジ・アガの存在。

そして青歌城城主・司馬尚の側近筆頭であるカン・サロの二人がいれば間違いない、と言い切ります。

場面は太原に戻ります。

李牧の「軍略の世界」の違い

秦北東部軍の大軍を、大矛で切り裂くカン・サロの描写。

一方的に北東部軍を蹂躙したカン・サロは、敵総大将曹波広将軍の前に向かいます。

狼猛城の兵があまりにも強く、曹波広は「狼猛城も20万に増強したのか」とカン・サロに聞きます。

「それはない」と否定するカン・サロ。

20万とは言え、広域から急遽集めらた寄せ集めな北東部軍。

軍の多さと侵攻する戦に向かうため、勝った気でいただろうと指摘します。

「国の命運をかけた奇襲をすると半年間言い聞かせて練兵した狼猛軍とでは質が違う」と説明します。

たとえ数万の狼猛軍でも20万の寄せ集めよりも多く感じるだろう、と。

始まる前から勝負は付いていたのだ、結びます。

その説明に、曹波広将軍はひっかかります。

「半年前から秦北東部軍が起こりここを通ると分かっていたのか!?」

引っかかりをぶつける曹波広将軍。

カン・サロは肯定し答えます。

「そうだ」

「と言っても読んでいたのは李牧殿だがな」

驚愕する曹波広将軍。

半年前から読み軍を狙っていた李牧の「軍略の世界の違い」に言葉が出なくなります。

さらに続けるカン・サロ。

「半年の差が致命傷だと身を持って知っただろう 秦将」

「だからお前たちは敗れる」

「侵攻しているつもりなのだろうが」

「趙北部の戦いで秦将達は全員死ぬ」

兜から覗く目線から、笑みを浮かべている事が分かるカン・サロ。

李牧の軍略の違いをカン・サロが見せつけ、終わります。

711話につづく



キングダムネタバレ考察|710話の感想

とうとう始まった李牧の反撃!

「ついに始まった!」という感じな回でした。

閼与で「王翦軍・桓騎軍を半分にする」と言い切り予言通りの展開となりましたが、これは防戦での反撃でした。

予言通りの展開になりましたが、やはり「反撃」という感じではありませんでしたよね。

そういう意味で今回の20万の大軍を数万で討つ狼猛軍は、まさに「反撃」という感じで「来たー!」という展開でした。

ジ・アガも激しく強いですが、カン・サロは強くてカッコいいキャラでした。

司馬尚の筆頭側近というところからも、司馬尚のイメージをそのまま引き継いでいる感じでしたよね。

この司馬尚に李牧級の「読み」を加えたら司馬尚になるのかな、なんて読みながらイメージしました。

さて、今回は激しい「李牧の反撃の狼煙が上がった回」となっていましたが、気になったのは青歌城メンバーですよね。

城主の司馬尚もそうですが、今回「楽彰(がくしょう)」や「上和龍(じょうかりゅう)」も目立ちました。

さらにジ・アガやカン・サロも青歌城メンバーです。

ここでざっくりと青歌城メンバーを見て行きましょう!



キングダムネタバレ710話のポイント考察!

青歌城メンバーをざっくりとまとめました!

青歌城主@司馬尚(しばしょう)

46巻にて唯一登場している青歌城城主です。

李牧が三大天に推薦するくらいの実力を持っている人物となっています。

しかし三大天を拒否しており、国政に関わる事を嫌っている人物のよう。

しかし実力はたしかで、鄴陥落編では青歌城軍単体で燕のオルドを打ち破っています。

郭開により追放された李牧が2年ほど身を寄せており、李牧とは懇意な関係を持っていると察せられます。

司馬尚は史実にも登場する人物となっており、キングダム司馬尚を史実から検証!にてまとめてあります。

カン・サロ

司馬尚の筆頭側近。

司馬尚を除けば青歌城の総大将というポジションになっています。

腕もたしかで理知的なイメージ。

司馬尚をイメージさせるカッコいいキャラとなっています。

ジ・アガ

青歌城イチの剛将と称されている将軍。

「北斗の拳」のケンシロウと布袋寅泰を足してニで割ったようなビジュアルですが、攻撃する際に「アチョア」と言っている事からケンシロウよりと思われます(笑)

燕のオルド軍を青歌城単独で返り討ちにした際に、一人で百人以上斬ったとの報告もされており、かなりの攻撃力を持っているよう。

蒙武のような豪腕タイプと思われます。

上和龍から「大猿と人が交わって生まれた男」とウソをつかれており、それくらいの剛将という意味だと思われます。

楽彰(がくしょう)

未だ謎な人物となっていますが、ジ・アガやカン・サロのような武将タイプには見えません。

どちらかと言うと舜水樹のような頭脳派と思われます。

冷静で丁寧な説明から、解説が上手いのが特徴です。

上和龍(じょうかりゅう)

「ジ・アガは大猿と人が交わって生まれた男」といきなりウソをついてカイネを驚かす、ボケタイプキャラ。

その直後に「青歌イチの剛将は私」と言っている事から、単純にジ・アガに嫉妬しただけとも思われます(笑)

剛将タイプと思われますが、ボケもチェックしなければいけない人物とも考えられます(笑)

前話709話発表時点で710話の展開を予想していました。

自己検証してみます!


キングダムネタバレ考察|710話展開予想を自己検証!

カン・サロとジ・アカ狼猛城軍が北東部軍を殲滅!

宜安へと向かうため出陣した秦国北東部連合軍。

21万の軍勢を曹波絋将軍が率い、整列したまま進みます。

その隊列を冷たい目で見つめながらスッと手を上げるカン・サロ。

それを合図に、長く伸び切った21万の軍勢に崖の上から弓矢が一斉に放たれます。

さらに曹波絋将軍が騎馬する中央後方を目掛け、崖上からジ・アカ軍が一気に突撃します!

奇襲され、あっという間に討ち取られる曹波絋将軍!

総大将が討ち取られ、徴兵にて集められた烏合の衆連合軍は一気に総崩れしてしまいます。

ことごとく討ち取られる秦兵たち。

完全に殲滅される北東部軍の描写。

予想ここまで!

→カン・サロ達が20万の軍勢を急襲する展開は当たりましたが、曹波広将軍はまだ無事でしたね(笑)

ほぼイメージ通りの展開となっていました。


王騎軍と飛信隊が太原前で狼猛城軍と対峙!

あっという間に21万の軍勢を殲滅したカン・サロ率いる狼猛城軍。

カン・サロとジ・アカは「ふん、21万が聞いて呆れる」と物足りなさそう。

そこに斥候から「桓騎軍が向かってきます」と、報告が入ります。

ニヤッと笑い、うなずくカン・サロ。

「肥下で待ち受けるぞ」

狼猛城軍を率い、桓騎軍を待ち受けるため移動します。

このような展開があると予想します!

予想ここまで!

→桓齮軍の進行は登場しませんでしたね。

桓齮達とのバトルは、もう少し先になりそうです。

【キングダムネタバレ710話】全て計画通りな李牧の登場を予想!

カン・サロとジ・アカの活躍が予想できる710話ですが、李牧の登場はないのでしょうか?

おそらくは、あるでしょう。

708話にて虎白公と共に邯鄲に戻った舜水樹から「善戦した閼与城について」を報告され、さらに21万の北東部軍全滅の報告を受ける李牧の描写が登場するでしょう。

それらを聞いた李牧が、地図を見ながらつぶやきます。

「全て計画通りです。」

「さあ、とうとう今回最後の戦いが始まりますよ」

地図上の「宜安」を指差し、そのまま隣に記された「肥下」に指を移動させる李牧。

「桓齮…」

「ここが貴方の最後の地です」

李牧が指が置かれている「肥下」をジッと見つめる舜水樹・虎白公・馬南慈・カイネ達の描写。

このような展開があると予想しますよ!

桓齮の最後については桓齮の最後と弱点を徹底検証!にて考察していますので、見てみてください!

とうとう桓齮が倒される「肥下の戦い」へと進む回となると予想される710話。

ここでは「全て計画通り」とうなずく李牧の描写が登場すると予想しますよ!

本日発売のキングダム64巻も気になりますが、本誌最新話も気になるところですよね。

2月24日発売の710話も要チェックです!(^^)

予想ここまで!

→李牧の登場はありましたが、今回の戦いの解説だけでしたね。

桓齮との最後の戦いは、もう少し先になりそうです。

今回の予想は60点くらいでしょうか?

次回の予想はけっこう難しそうですが、また当てたいです!(^^)

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