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キングダムネタバレ696話あらすじ感想解説!雷土への愛から10万斬首する桓齮は伏線回収と考察

キングダムネタバレ696話
アース
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10月21日発売ヤングジャンプの内容です。

696話「解放の噂」。

扈輒将軍を討ち取り、数万にのぼる趙兵を捕虜にした桓騎軍。

扈輒軍に対し、完全勝利をおさめました。

しかしいっぽうで長きに渡り桓騎軍を支えていた雷土を、拷問された上に虐殺されてしまった桓齮。

桓騎軍には、不穏な空気が流れます。

それを察した摩論が「まさか」と言い、前話は終わりました。

ここから今回696話は、どのような展開を迎えるのでしょうか?

摩論の「まさか」からの回収はあるのか?

すると、とんでもない展開が!

あらすじから見て行きましょう!

キングダムネタバレ考察|696話あらすじ!

「キングダム」696話より

桓騎軍勝利に沸く咸陽

桓騎軍勝利の報が届く秦の王都咸陽。

直前まで「桓齮軍全滅か?」という報を聞いていた咸陽は、あまりの急展開に何度も「誤報ではないか?」と伝者に確認します。

しかし間違いではないと確認し、一気に沸き立ちます。

大喜びする咸陽の文官たち。

いっぽうで昌文君は厳しい表情で「その先は趙王都”邯鄲”」と、嬴政に告げます。

とうとう趙を追い詰めた嬴政ですが、まだ実感がないのか「そうだな」と流します。

「本当によくやってくれた、六将桓齮…」と、言うにとどまります。

そんな咸陽と対称的な趙の王都邯鄲。

扈輒将軍討ち死にの報に、邯鄲はどよめきます。

追い詰めら、れ真っ青な郭開の表情。

李牧を邯鄲から追い出した張本人ですが、李牧を戻さざるを得なくなったか?

戦地から離れる飛信隊

死地影丘にとどまっている飛信隊。

位置的に桓騎軍本陣より平陽側にいるため、趙軍が巻き返しをはかるのを防ぐために目を光らせる役割を桓齮から指示され留ま丸っています。

そこに、桓齮の伝者から「平陽へ敗走兵を追え」とさらなる指示を出されます。

人使いの荒い桓齮に、ぶつぶつ言う

その指示に嫌な予感がする羌瘣

しかし指示通りに飛信隊は、平陽へと向かいます。

これにより、飛信隊は桓騎軍とはさらに距離が離れる事になります。

暴走する桓騎軍が大量虐殺!

「キングダム」696話より

桓騎軍本陣。

摩論が「本当にやるんですか?お頭」と、何かを確認しています。

無言で厳しい表情のままの桓齮。

場面は、拘束された扈輒軍兵の捕虜達に移ります。

数万にのぼる大量の兵達は、各地に分けられ捕虜となっています。

その内の20名ほどが、別のところへ移されます。

残された捕虜兵達は「また連れて行かれている…どこに」と思い、桓騎軍兵に尋ねます。

「解放してやってるらしーぞー」

「聞かされてねーけど、そういう噂だ」

それを聞き、歓喜する捕虜兵たち。

そして順番に20名単位で、ぞくぞくと別の場所に連れて行かれます。

何度も別の桓齮兵に引き継がれ、かなり遠くまで歩かされる捕虜兵たち。

ずっと歩かされ、やっと一度休憩と言われ座らされます。

その場に跪き、座らされる捕虜兵たち。

そして「水をやるから」と言われ、皆下を向くように指示されます。

次の瞬間、桓齮兵たちにより下を向いた首は一斉に斬り落とされます!

「解放される」と思っていた捕虜兵達は、何も気付かぬままに首を斬り落とされてしまいます。

順番にローテーションで斬り落とされていく首。

それが桓騎軍により、各地で行われます。

最終的に「10万」の首が斬り落とされる大量虐殺となります。

全てが終わり、厘玉から摩論に「終わったみたいだ 全部」と告げられます。

手で顔を覆ったまま報告を聞く摩論。

この桓騎軍による大量虐殺が史実であり「史記」にも記されている、と説明があります。

「始皇13年に桓齮が平陽の地を攻めた」

「敵将扈輒を討ち取り」

「首10万を斬った」

桓齮兵達により斬られた首が焼かれる描写があり、終わります。

697話につづく


キングダムネタバレ696話の感想考察!

桓齮による「10万の斬首」は史記に記されているため、間違いなく来る展開だろうと予想していました。

その障害となるのが「飛信隊」「斬首方法と理由」だな、と感じていました。

そこが今回見事に演出されましたね!

飛信隊は平陽へと移され、障害とならないように手を打たれていました。

そして斬首の理由は雷土の虐殺への報いという事になるでしょう。

これ、間違いなく「雷土への愛」ですよね。

今回雷土も含め、黒桜や厘玉・摩論にもキッツい戦いを強いた桓齮と一致しない気もしたのですが、これは「逃げない、裏切らないという信頼がある」から行っていたのでしょう。

つまりは幹部連中の事を信用しており、逆に雷土のように殺されたりでもしたら「10万の斬首も躊躇なく行うくらい想っている」、ということからなと。

これ、もう「愛」ですよね!

最も桓齮に似合わないワードな気もしますが、今回の虐殺にはとんでもなく異常で歪みながらも「桓齮の愛」を感じました。

そして今回の10万虐殺は、62巻673話の伏線回収でもありますね。

「キングダム」62巻より

六将制度復活から「ずっと胸騒ぎがする」と言う羌瘣。

そして「懸念されていた六大将軍の暴走が起きてしまう」とナレーションされていました。

これ、まさに今回の桓齮による10万斬首のことですよね。

23話後となる今回で、見事に回収されたということになりそうです。

さて、これにて平陽の戦い編は終わったように見えます。

次はいくつかの話を踏まえ、追い込まれた郭開による李牧復活となるのか?

次回以降も要チェックですよ!\(^o^)/

アース
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ガクガクブルブル震えながら「李牧さん助けて~」って言う郭開が見たいw

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