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【キングダム単行本】コミックス7巻あらすじ感想と考察まとめ!初陣編完結から「紫夏編」へ

アース
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「初陣」完結から新章へ!

5巻から始まった信の「初陣編」がとうとう完結となる7巻。

一歩兵として出陣しながらも大活躍なでしたが、非常に熱い展開がいくつもありました。

そんな信の初陣は、どのように収束して行くのか?

さらに、新たな次章「紫夏編」に向かう描写も。

「キングダム」7巻のあらすじ内容から見て行きましょう!

キングダム7巻のあらすじ内容まとめ

敵副将宮元(きゅうげん)を討つ縛虎申(ばっこしん)

敵の副将宮元の首を取る縛虎申。

丘の上までたどり着き敵の副将の首を取るという大きな戦果を挙げた縛虎申隊ですが、信達は10名足らずしかおらず敵兵は下に千人以上います。

後続の歩兵達である尾平達も羌瘣がしんがりを務めているので生き残っていますが、いなかったらあっと言う間に飲み込まれているでしょう。

せっかく縛虎申が命をかけて副将の首と共に奪取した丘ですが、信達は首だけを持ち帰り降りようと決断します。

しかし信達降りる前に、丘の上に王騎将軍が登場します。

王騎将軍登場

丘の上に登場した王騎将軍。

さらにを含め王騎軍と壁隊も丘の上に登場します。

つまりは丘に来るまでに、多くの魏兵達も駆逐。

尾平たち後続の歩兵達も、王騎軍により助かります。

王騎軍の登場により、丘を完全に奪取した形になりました。

丘の反対側の下には、魏の総大将である呉慶将軍が陣取っています。

上から呉慶将軍を確認する信。

するとそこに、五千ほどの隊が呉慶軍に突っ込んでいきます。

麃公軍だと確認する

麃公将軍の援護をするため、すぐさま隊を率いて丘を降ります。

王騎将軍に馬を借りて、信も参戦。

信と壁達の援護もあり、麃公将軍は呉慶将軍が立つ魏軍の中心までたどり着きます。

麃公将軍VS敵将呉慶(ごけい)の一騎打ち!

魏軍の中心で対峙する二人。

麃公VS呉慶と、大将同士の一騎打ちとなります。

知将である呉慶との一騎打ちなため麃公将軍の圧倒的有利と思われますが、かなりの互角の戦いとなったため壁たちは驚きます。

しかしこれも麃公将軍の戦い方であり、相手を理解するために刃を交えていたよう。

呉慶将軍の全てを知り、その上で麃公将軍は真っ二つに斬り倒します!

一騎打ちの末、魏との戦いに麃公軍は勝利します。

キッチリと活躍し生き残った信は、河了貂の待つ咸陽へ戻り初陣を終えます。

新章「紫夏編」へ

宮女のは千人からいる宮女の中で嬴政から伽(とぎ)に3度指名がかかります。

これはかなり珍しいことで、同じ宮女で仲良しの陽ちゃんからは質問攻めに合います。

しかしそこで3度とも手が付いていないと発覚。

不思議な思いながらも理由を嬴政に聞けず、さらにはさり気ない嬴政の優しさに向は本気で惚れてしまいます。

ある夜、伽に呼ばれた場で「大王様のお心の伽をさせてもらう」と宣言する向。

よろしく頼む、と嬴政から答えをもらい向は大喜びます。

その夜、これまで誰にも話したことがない「紫夏(しか)」の話を嬴政から聞くことに。

話を聞きながら涙する向の描写があり、終わります。


キングダム7巻の感想

信の「初陣編」完結!

7巻を読み返すと初陣での活躍以外にも「王騎将軍との初対面」麃公将軍の「本能型」など、今にも通じる大切な展開が登場しているなと感じました。

特に王騎将軍との出会いは、信にとって非常に重要な展開ですよね。

「王騎将軍の矛」など、現在にも繋がる展開がここから生まれる事にもなります。

しかし二人の初めての会話でしたが、信と王騎将軍らしさが全面に出ている感じで良いですよね!

「俺はさっきから”将軍”と話していたのか」という場面から分かる通り、信の将軍との初会話が王騎将軍というのも熱い!

今読み直しても「二人らしい」出会いと会話がたまらない初対面シーンでした。

麃公将軍の「本能型」設定も、今読み直してもキッチリと描かれていますよね。

麃公の「本能型」という特性は合従軍編で全開となりますが、そこでは李牧に「本能型の極み」とまで言わせる展開となります。

信にもその感性を「大炎」という表現で説明しており、信が本能型の才能を開花させるきっかけを作ります。

それらを踏まえて7巻を読み返しても全く一貫しており、「知略型」「本能型」という設定がキッチリと練られ作られていたんだなと分かりますよね!

ここから王騎と麃公の数々の名場面が生まれたんだなぁ、とも感じられます。

そう考えると、スゴい巻ですよね!

それでは7巻の考察ポイントを取り上げ、順番に考察していきましょう!


キングダム7巻の伏線まとめと考察

魏将呉慶(ごけい)将軍

今回麃公将軍に倒され退場した呉慶将軍。

魏に吸収された小国の王家血統とのエピソードを残し退場となりましたが、合従軍編で「呉鳳明の父親」だと呉鳳明本人から説明されます。

「すり潰せ」は、まさに親子の証ですよね(笑)

その後、息子呉鳳明はずっと活躍し続けます。

「キングダム」60巻表紙より

項目 内容
名前 呉鳳明(ごほうめい)
性別 男性
年齢 桓齮と同世代 30代?
井蘭車(せいらんしゃ)、床弩(しょうど)
史実orオリジナル? オリジナルキャラクター

合従軍で総大将となっていることから、息子呉鳳明が魏のトップ将軍であり総大将という事で間違いないでしょう。

ちなみに呉慶も「魏総大将」と紹介されているので、同じく魏の総大将将軍ということになりそうです。

呉鳳明の血統は小国の王家であると同時に、魏国の総大将の血統となっているのかもしれませんね。

呉慶は初登場そうそうで退場しましたが、呉鳳明は魏国の最後まで登場しそうな感じですよ。

麃公将軍の酒を断りきれなかった王騎将軍

蛇甘平原の戦いが終わり、王騎に礼を言う麃公将軍。

そのまま王騎を酒に誘う麃公将軍ですが、王騎は「用事があるから」と断ります。

しかし麃公が強引に「王騎 酒じゃあ」と誘い、「コココ」と困ったように笑う王騎の描写がありこの場面は終わります。

この後に結局二人が酒を交わしていた事が、19巻で明らかとなります。

そし王騎の「用事がある」という理由が「廉頗に会う予定だった」事も明らかとなります。

この辺りはキングダム7巻で麃公の酒を王騎が断るシーンは伏線!で解説してますので、見てみてください。

http://kingdom.animenb.comkingdom-renpa-foreshadowing-56303/

本当に細かいところまで作り込まれている作品だな、と分かりますよ。

さて、7巻は麃公と王騎将軍が活躍する熱い巻となっていました。

そして8巻からはキングダム屈指の名場面が登場する「紫夏編」となっています。

8巻も要チェックですよ!(^^)

http://kingdom.animenb.comkingdom-comic8-59426/
http://kingdom.animenb.comkingdom-comic6-59326/
http://kingdom.animenb.comkingdom-latest-story/

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