首をはねられず捕らえられた寿胡王。
彼から語られる事になるであろう満羽の過去とは、どのようなものなのか?
間違いなく蒙武の「背負っているもの」に繋がる話になるとは思うのですが…
大きく言えば、「蒙武と昌平君」の関係に繋がる伏線となる話でしょう。
満羽にあった壮絶な過去とは?
さらに什虎城の秘密が明らかに!
660話を見て行きましょう!
◆キングダムネタバレ考察|660話「善か悪か」あらすじ!
寿胡王が語る満羽と千斗雲の過去
騰将軍・録嗚未・蒙武・蒙毅ら秦将達を前に、寿胡王が語り始めます。
寿胡王・玄右・千斗雲・満羽は、楚に降り全てを失った小国の将だと語ります。
その中でも、満羽と千斗雲はさらなる悲劇を経験している、と語る寿胡王。
楚に抗うそれぞれ別の小国の将だったという千斗雲と満羽の過去が、寿胡王から語られます。
小国ながらも強い満羽を将軍としているため、満羽の国は楚の侵略に抗い続けていました。
それでも日々攻め続けてくる楚に、王と大臣達は疲れ果て、満羽に楚への降伏を提案します。
しかし、楚へ降る事を認めない満羽。
楚に降り国民の半分を奴隷にされてしまった小国を例に挙げ、王と大臣に再考するよう話しします。
その後も、日々戦場へ出る満羽。
しかし戦場から帰ってくると、城壁に楚の旗がはためいているのを確認します。
満羽が戦場へ出ている間に、王と大臣達が楚に降伏し城門を開けてまったのです。
呆然とする満羽。
しかし、それでも満羽は降伏せずさまよいながら楚軍と戦い続けます。
国を失っても、それでも強い満羽。
完勝し続けます。
しかし、ある戦場で倒した楚兵の死に顔を見た満羽の表情が一変します。
王達が降伏するまで守り続けていた祖国。
殲滅していた楚兵の中に、その祖国の民が含まれていたのです。
それまで自分が守っていた民と、知らない間に戦い殺していたと気付いた満羽は、その場に長い時間立ち尽くします。
その時、「満羽の中で確実に何かが死んだ」という描写。
時同じくして同じ経験をした千斗雲も、満羽と共に楚に降伏することになります。
寿胡王の結論
千斗雲と満羽、さらに国を失くしさまよっていた玄右と寿胡王は、楚から什虎城を与えられ守らされることになります。
不落の城だった什虎城の秘密は、小国の大将軍だった満羽や千斗雲が守っていた事にあったと語る寿胡王。
今回自分たちが敗れたのは、満羽に変化があったからだと続けます。
全てを失い、さらにそれまで守っていた民と戦い殲滅させられた満羽。
悲劇の将である満羽の中に変化を起こしたのは、蒙武だと語ります。
その変化に、悲劇の先に何かがあることを願うばかりだと語る寿胡王。
それを最後に、満羽について全て話したと語りを終えます。
これから先の満羽を見届けることはお前達に任せると言い、首をはねやすいよう項垂れた寿胡王の描写があり、終わります。
>>キングダムネタバレ661話につづく
http://kingdom.animenb.comkingdom-661-synopsis-48439
キングダムネタバレ考察|660話の感想!
660話は、満羽の過去を語る寿胡王の話で終わりました。
壮絶かつ悲しい満羽の過去。
寿胡王が語る通り、まさに悲劇でしたね。
今思えば、654話冒頭に登場し戦場に立ち尽くす満羽将軍の描写は、今回の場面だったのでしょう。
このような悲しい歴史は実際にあったのでしょうし、それを以て「人は愚かだ」と結論付ける寿胡王の言葉は真を得ているでしょう。
その上で「人の愚かさの先に何かがあることを願うばかりだ」という寿胡王の言葉は、本当に同感です。
これは現実の世界でも言えることで、「溢れかえる愚かな人々の愚行」を聞く度に感じますよね。
不倫、薬物、不適切発言、それに群がる人々…
日々毎日、そんな現象をネット上で見かけます。
そんな現象を見ながら「この先に、何かが生まれれば良いけど」と感じるばかりです。
寿胡王の言葉は「満羽の過去」と「満羽と蒙武の出会い」からの話ですが、これはリアルでも通じることかなと。
もっと言うと、満羽と寿胡王を使っての原先生から読者へのメッセージにも感じた寿胡王の言葉でした。
中国の歴史を描いたキングダムですが、真を描いている作品だけにこの辺りはリアルでも通ずるメッセージですよね(*^^*)
さて、ここから舞台は什虎城に移るのでしょうが、661話からはどのような展開になるのか?
既に魏に陥落されている什虎城と、引き返した玄右将軍や満羽達はどうなっているのか?
絶対に見逃せないですね!\(^o^)/
659話発表時点で660話の展開予想をしていました。
ここで自己検証してみます!
キングダムネタバレ考察|660話展開予想を自己検証!
秦側の展開予想!
楚軍が退却した事により一時休戦となった秦魏同盟軍。
拘束した寿胡王を連れ、騰・録嗚未将軍は本陣に戻ります。
蒙毅のいる本陣で、治療を受けている蒙武。
そこそこに満羽にやられ、血だらけです。
戻った騰と録嗚未に目を向け、その後ろにいる寿胡王を見つけ眉間にシワを寄せる蒙武。
それを見取って「敵軍の軍師 寿胡王だ。本陣で生け捕った」と騰が説明します。
「お前が蒙武か?やはり満羽には遠く及ばんはず。それでも満羽の進軍を止めた…何か背負っておるな?」
と芯を突く言葉を次々と言う寿胡王に、蒙武はさらに眉間に深くシワを寄せます。
「聞け。儂ら什虎城の将の話を。でなければお前らは満羽らには勝てぬぞ。千斗雲にもだ。」
寿胡王の言葉に、抜きかけた刀を収める録嗚未。
寿胡王から什虎城将軍たちの歴史が語られ始めます。
予想ここまで!
⇨ほぼイメージ通りでしたね!
しかしイメージしていたよりも寿胡王の話は大きかったです。
什虎城側の予想!
什虎城に戻る満羽、玄右将軍たち。
しかし見えてきた什虎城には「魏」の旗が掲げられています。
魏軍により什虎城が落とされた事に気付く項翼・白麗。
「どうするんだよ!落とされちまってるじゃねぇか!」と叫ぶ項翼。
しかし玄右・千斗雲将軍たち什虎城将軍たちは、全く動じません。
「やはり魏の呉鳳明(ごほうめい)とやらは、キレるな」
「まあ…寿胡王ほどじゃないけどな」
冷静に会話をする玄右将軍と千斗雲将軍。
「奪われたなら奪い返すだけだ」
「国を取り戻すことに比べれば、大したことではない」
何でも無い感じでつぶやく満羽将軍。
切り返して森に入り、什虎城の地下に繋がる入り口を開け、中に入っていきます。
抜け道はいくつか分散して作ってあり、それぞれの入口から什虎城の城内に繋がる道が予め作ってあるよう。
玄右将軍
「什虎城が不落な意味を教えてやる」
城内に繋がる地下道の存在に、驚きながらも入っていく項翼と白麗。
650話では、このような展開があるのではと予想します!
終盤ながらも、もう一波乱ありそうな什虎城編。
ここからの展開が、さらに楽しみですよ!
予想ここまで!
⇨こちらの展開は全く描写がありませんでした。
651話で登場するかもですね!
今回の予想は、50点くらいでしょうか?
651話はもっと当てたいです!\(^o^)/
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