趙の総司令官 李牧の片腕とされる舜水樹(しゅんすいじゅ)。
謎の多い人物となっていますが、いったいどのような人物なのでしょうか?
いつも無表情で口数も最低限な彼ですが、頭が切れるのは間違いないです。
そんな彼の活躍をまとめ、その出自を考察しました!
舜水樹とは、史実に登場するのか?
その白ナスのような頭には、隠されたエピソードがあった!?
検証してみましょう!
キングダム舜水樹(しゅんすいじゅ)とは
舜水樹はの初登場は、46巻の黒羊丘の戦いの最後となっています。
黒羊丘の戦いで慶舎を失った事を痛かったと評するシーンでの登場となっていましたが、彼が活躍し出すのは次の「鄴陥落編」となっています。
初登場時は「副官」となっていましたが、そこでは「将軍」と位も明かされていました。
まずは兵糧の流れを隠し移動させていた秦の動きをいち早く察知し李牧に知らせ「本当の狙いが鄴である」と察知します。
さらに戦場では、橑陽軍の総大将を公孫龍将軍から引き継ぎます。
そこでは持ち前の知略と出自を利用し、犬戎との交渉を成立させ協力を得て、山の民楊端和と互角以上の戦いを見せます。
しかし最終的には全てが楊端和の策であり、犬戎も楊端和の傘下となり負けて退く事になります。
その後、趙王悼襄王に捕まり死刑が決まった李牧を助けるため、大活躍をする展開となります。
最新刊62巻時点では、李牧と共に司馬尚のいる青歌城にて隠遁生活を送っています。
キングダム舜水樹は史実に登場するのか
史実に登場する人物が多々登場する「キングダム」。
李牧もそうですし、主人公信も史実の人物となっています。
舜水樹も、史実の人物なのでしょうか?
調べましたが、残念ながら舜水樹は史実には登場しておらずキングダムオリジナルのキャラクターとなっています。
メインのキャラクターでは河了貂やカイネがオリジナルキャラクターですが、メインキャラとしては少ないオリジナルキャラの一人となっています。
キングダム舜水樹を「北の遺児」から匈奴出身か考察
そんなオリジナルキャラな舜水樹ですが、いったいどのような人物なのでしょうか?
48巻で舜水樹は、李牧から橑陽軍の大将を任ぜられます。
その際、公孫龍将軍は舜水樹を「あの北の遺児か…」と連想しています。
さらには49巻にて犬戎の言葉、つまりは匈奴の言葉を話していました。
その時に犬戎王ロゾは「訳ありか」とも、言っています。
つまりは「趙に滅ぼされた匈奴の一族の出身では」、とイメージしますよ。
ちなみに趙の武霊王時代に白狄という「北狄(ほくてき)一族」が存在し、中山という強大な狄人国家がありました。
しかし武霊王により滅ぼされ、白狄人は中華人の中に同化していったと言われています。
舜水樹は、白狄人の出自なのではと予想できますよね!
白狄人は遊牧民族ですので、山の民や犬戎、匈奴の言葉を話してもおかしくはありません。
おそらくは滅ぼされた国出身により奴隷のように扱われていたところをその才を見いだされ、李牧に拾われたのではとイメージします。
具体的に予想してみましょう!
キングダム舜水樹の白ナス髪型から李牧との出会いと最後を予想!
イメージとしては、44巻巻末マンガにて登場した慶舎と李牧の出会いです。
村の将棋大会で優勝した慶舎の棋譜を見て才能を見出した李牧が慶舎を連れて行くエピソードとなっていましたが、舜水樹も李牧に拾われたのではとイメージします。
ただし慶舎とは違い、舜水樹はおそらく北狄出身です。
白いナスのような頭は「白狄人」からのデザインでしょうが、おそらく差別をされ虐待を受け、髪が白くなったというエピソードが連想できます。
それこそ人質時代の嬴政のように。
これなら李牧が神のように見え、李牧のために働きまくるのも分かりますよね!
さらにこうなってくると、郭開と末子遷により処刑される李牧と共に舜水樹は最後を迎えるかもしれませんね。
李牧への心酔ぶりからも、そのようにイメージできますよ!
今回は、キングダム舜水樹を見ていきました。
馬南慈とともに、李牧の右腕となっている舜水樹。
最後まで要注目ですよ!\(^o^)/
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