進撃の巨人

【進撃の巨人】130話は対比タイトル!物語が最後の一日を迎えた意味と予想!

怒涛の伏線回収が登場した130話「人類の夜明け」。

伏線回収については130話「人類の夜明け」あらすじ感想考察!の考察部分で指摘していますので、見てみてください!

そのいっぽうで、気になる伏線や謎も登場しています。

そのひとつがタイトル「人類の夜明け」でしょう。

今回の展開は間違いなく「終末」をイメージさせる展開でした。

とうとう地鳴らし巨人達の蹂躙が始まったのですから!

それなのに、なぜタイトルは「人類の夜明け」なのか?

127話「終末の夜」の対比なのか?

でも、内容はそうなっていないような?

検証してみましょう!

◆謎なタイトル「人類の夜明け」を検証!

「進撃の巨人」第130話「人類の夜明け」より

内容と一致しないタイトルを検証!

「人類の夜明け」と言うと、希望が持てる明るい未来が描かれる回のようにイメージします。

しかし、実際130話の展開は「地鳴らしの始まり」という回でした。

そこからもどちらかと言うと「終末の始まり」というイメージを持つ回です。

「進撃の巨人」第130話「人類の夜明け」より

時間の流れ的には、たしかに「夜明け」でしたが…

少なくとも「人類」の夜明けという展開ではありませんでした。

127話「終末の夜」と対比タイトルか?

32巻最終話である130話ですが、1話目となる127話のタイトルが「終末の夜」となっています。

130話「人類の夜明け」と「終末の夜」を並べると、対比タイトルとなっているように感じますよね。

似た考察で、ぷかまんさんからコメントをいただいております。

「人類の夜明け」とは「神々の黄昏」の対語ではないのかな?

「神々の黄昏」はラグナロクを表しており、まさに「終末の夜」という意味を持っていると感じます。

つまり「人類の夜明け」と「終末の夜」というタイトルは対語、対比になっていると考察できます。

127話考察!タイトル「終末の夜」の意味とは?で、やはり内容と一致しない「終末の夜」の意味を検証していました。

結論としては、以下の二つとなりました。

  • 「物語の最後の夜」という意味
  • 「行き着いたひとつの着地点が誕生した夜」という意味
  • ここから対比となる130話タイトル「人類の夜明け」とは、どのような意味になるでしょうか?

    「行き着いた着地点」である終末という意味は、ここではかかっていないと考えられるので

    • 「物語最後の一日が始まった回」

    となりそうですよね!

    時間の流れ的に、物語は最後の一日の朝を迎えた回という意味なのではないでしょうか?

    127話も130話も、内容ではなく物語の時間の流れを表したタイトルなのかもしれません。



    エレン目線のタイトルなのか?

    satosatoさんから考察コメントをいただきました。

    人類の夜明け、というタイトルは、エレン側の立場からみた地鳴らしのことを表しているように感じます。
    今回エレンの目的が改めて確定されたことからも、その様に思います。
    ストッパーズのはたらきかけも虚しく、エレンの目的は達成されてしまうのではないでしょうか?
    進撃の巨人なら、あり得てしまうように思います。この世界は残酷なんだから。。

    たしかにエレンから見たら悲願であった「地鳴らし」を達成できた日なので、「夜明け」みたいな意味を持ちそうですよね。

    ただエレン目線であれば、イメージ的には「島の夜明け」というタイトルになりそうな気がするんですよ。

    「人類」にとっては、まさにギャラホルンが鳴り響く夜明けでしょうし…

    いっぽうで、エレンから見たらたしかに「夜明け」イメージだろうなとは感じましたよ!

    satosatoさん!

    素晴らしい考察をありがとうございます!

    125話「夕焼け」を含む時間経過の意味も?

    あきすてのさんからも面白い考察コメントをいただきました。

    ここ最近で、「時間帯」に関するタイトルが密集しています。第125話「夕焼け」に始まり、第127話「終末の夜」、第130話「人類の夜明け」。「夕焼け」→「夜」→「夜明け」と、順序的にも綺麗に並んでいます。諌山先生が何か意図されているのかもしれませんが、単純に並び的にも今回のタイトルは美しくて好きです。強いて解釈するならば、地鳴らしで壊滅させられる大陸部の描写が今回初めて具体的に登場したので、壁外人類が死滅していく様を表現することで壁内人類にとっての「夜明け(=苦境からの脱却)」を表そうとしたのではないでしょうか。

    satosatoさんの考察と重なっており、やはりエレン目線、壁内人類側の意味で「夜明け」という意味ではとの考察となっています。

    いっぽうで125話「夕焼け」、127話「終末の夜」、130話「人類の夜明け」と並べる見方は、本当に素晴らしいですね。

    たしかに綺麗ですし、諫山先生が意識して付けられたようにも感じます。

    Wミーニングがお好きな先生なので、内容とは別でこのような仕掛けもされていたのかなと感じますよ!

    あきすてのさん!

    素晴らしい考察をありがとうございます!

    ちなみに管理人アースが一番好きなタイトルの並びは10巻です。

    39話「兵士」、40話「ユミル」、41話「ヒストリア」、42話「戦士」

    全て計算されて付けたかのように、綺麗ですよね!\(^o^)/



    アニメ2期EDを彷彿とさせる夜明け描写を検証!

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    アニメ2期EDロールでは諫山先生が大ファンな「神聖かまってちゃん」の曲が使われており、そこでは最後に1羽の鳥が飛び去って行きその後巨人が起き上がる、というシーンになっていました。

    これ、今回130話で鳥が飛び去った後に地鳴らしが始まるという展開と、かなり一致しますよね!

    この2期EDではマリア・ローゼ・シーナが始祖ユミルを捕食する場面を先取りしていたEDなだけに、重要な伏線が仕掛けられたEDとなっていました。
    2017-04-04_060825-vert

    この辺りはアニメ2期ED考察!3人の少女は3重の壁なのかを検証!でも考察しています。

    さて、それを踏まえると最後に鳥が飛んでいきその後巨人が登場する、というEDは今回130話の場面と通じます。

    ちなみに、この曲は「夕暮れの鳥」ですが、諫山先生はED自体は「夜明け」だと明言されていたと記憶しています。

    そう考えるとあの2期ED最後は、今回の地鳴らしの場面のイメージだったのかもしれません。

    そして、「鳥」にはかなり重要な意味があるのかも、と感じました。

    これについては、また別記事で考察したいと思っています。

    今回の考察で

    • 130話タイトル「人類の夜明け」は127話「終末の夜」の対比タイトル
    • 「物語最後の一日が始まった回」

    という意味があるのではと考察しました!

    物語は、もう残り1日となったのかもしれませんね!

    一考察ですが、こちらも頭に入れて物語を読み進めなきゃですよ!\(^o^)/

    アース
    アース
    127話ハンジのシチューは、本当に最後の晩餐になる…?(・_・;)

    映画「2001年宇宙の旅」を踏まえ考察!

    井筒さんと28さんから、「人類の夜明け」というタイトルは映画「2001年宇宙の旅」のタイトルだとコメントをいただきました。

    まず、井筒さんからのコメントから概要をいただきました。

    「『人類の夜明け』といえば、クラークの《2001年宇宙の旅》の冒頭シーンがそれでした。未知の知的生命体がモノリスを介して人類の進化に介入して、人類は『武器』を手に入れ種族内闘争を経て文明化して、シンボリックに宇宙に進出するに至るという、人類史の始まり」

    映画「2001年宇宙の旅」の冒頭タイトルが「人類の夜明け」なのですね。

    さらに28さんが映画の内容を踏まえ、面白い考察をしてくれています。

    「人類の夜明け」というのは映画「2001年宇宙の旅」の冒頭の章タイトルです。

    宇宙人により知性を与えられた類人猿が、動物の骨を武器にすることを発見し、敵対する群を絶滅させます。
    そして嬉しさのあまり放り投げた骨が現在の軍事衛星にオーバーラップするという有名なシークエンスですが。
    因みにこの映画のラスト、スターゲイト(時空を超えた光の道)をくぐり抜けた主人公が、スターチャイルド(新人類の胎児)へと進化し、地球を平和にすべく想いにふけるというシーンで終わります。
    骨=巨人の力、スターゲイト=道、スターチャイルド=赤ん坊、と置き換えると…
    何やらこのタイトルは偶然ではない気がしますよね

    映画に無知な管理人アースは、「2001年宇宙の旅」という映画の存在は知っていましたが「人類の夜明け」というタイトルについては知りませんでした。

    今回、井筒さんと28さんのおかげで知ることができ、今回の考察ができました。

    井筒さん!

    28さん!

    ありがとうございます!m(_ _)m

    諫山先生は映画好きで有名ですので、「人類の夜明け」というタイトルを付ける際に「2001年宇宙の旅」を意識していた事は間違いないでしょう。

    そこに、映画を知らない人には気付けない「隠された意味」が潜んでいるかもしれませんねよね!

    「骨=巨人の力、スターゲイト=道、スターチャイルド=赤ん坊」という共通点はまさにそれで、むちゃ面白いです!

    管理人アースが気になったのは「人類の夜明け」が「2001年宇宙の旅」の「冒頭タイトル」というところです。

    この冒頭部分では「骨を武器にしたヒトザルが反目する別のヒトザルの群れに対して武器を使用して攻撃し、敵のボスを殺害。水場争いに勝利する」という展開があります。(Wikipediaより)

    これ、まさに地鳴らし真っ最中な130話エレンの状態にも似ていますよね!

    「骨=始祖の巨人」「敵のサル=マーレ」と考えると、まさに「2001年宇宙の旅」の「人類の夜明け」の展開です。

    ここの意味もかけて諫山先生は、130話タイトルを「人類の夜明け」と付けたようにも感じられますよ!

    Wミーニング好きな諫山先生ならではなタイトルかなと!(*^^*)

    「2001宇宙の旅」冒頭では、敵を殺害し骨を手に入れたヒトザルが勝利します。

    となると、エレンも「マーレを平らにし勝利する」展開になる、、という事になりそうですよね!

    やはり地鳴らしはコンプするのか?

    ここまでの意味を含めて、「人類の夜明け」というタイトルを付けたようにも管理人アースには感じられますよ。

    井筒さんと28さんのコメントから、「人類の夜明け」は映画「2001年宇宙の旅」の冒頭タイトルから付けられており、「地鳴らしコンプする」と予想できました!

    意味が分からなかった130話タイトルには複数の色々な意味が込められているのかも、と感じる管理人アースでした!(*^^*)

    http://kingdom.animenb.comattack-on-titan-spoiler-consideration-36600

    POSTED COMMENT

    1. ユミル・イェーガー より:

      こんにちは。
      「2001年宇宙の旅」との比較考察。
      めっちゃ面白いデス。
      原作本編と同じくらい、皆さんの考察コメントは読みごたえがあります。
      進撃が、100万倍楽しめます。

      ホント、素晴らしい!

    2. 恥垢種 より:

      アース団長殿、お疲れ様です。
      タイトルはいつも意味深ですよね。
      確かに「終末の夜」「人類の夜明け」はある意味、対なんでしょうね。
      終末は恐らく「世界」つまり、今ある既存の「世界」が終末(終焉)を迎えるという意味と捉えています。
      既存の世界の文明・文化・価値観・体制など全てが「終焉」を迎えるということではないでしょうか?これはパラディ側も指導層が壊滅しており、こちらにも言える気がします。
      「人類の夜明け」の「人類」=「ユミルの民」だと見ています。「ユミルの民」は「巨人の力」を持つゆえに、一貫して「不自由」だったと思います。エルディア帝国下でも、当初は「巨人戦力」として活用された「奴隷」でしょうし、どこかの時点で「始祖の巨人」を持つ王家の者が王位を奪ったのでしょうが、それでも国の為に「無垢の巨人」になる戦力であることに変わりなく、世界帝国への発展の段階で犠牲を強いられたのは「ユミルの民」と「被征服民」であったのは、間違いないでしょう。
      結局、「ユミルの民」はエルディア帝国下でもマーレの統治下でも「巨人」になれるがゆえに「不自由」を強いられる存在だったのでしょう。そこに気づいたのは「145代王カール・フリッツ」も同じで、彼は一時的であるにせよ、それを解放する目的(最終的には滅亡だが)で「壁内世界」を創生し、一時的ではあるが「自由(巨人の力が不要な世界)」にしたのだと思います。(マーレへの懺悔だけでは無いと思います。)
      そして、彼らを「自由」にするもう一つ方法が、エレンの選択した方法でしょう。それは「世界をユミルの民だけにする」ことです。「ユミルの民以外の人類」は「巨人」への恐怖心より、彼らの殲滅を目論んでいて、それは、もう変えようがないと判断したのでしょうね。しかも、「世界」に気づかれないように紛れるにも、今ではご丁寧に血液検査で判別できるときている、もう絶望的でしょう。(それこそ一匹残らず駆逐されますよ)
      まあ、結論的には「滅ぶか」「滅ぼすか」の選択肢以外は無いのではないでしょうね。「ヒィズル」のように同盟し「共存」する国はありますが、一国だけのようですし。タイトルからもエレンの目的がコンプリートする気がしています。そして、巨人の力を放棄し、始祖ユミルちゃんが解放されて終わるような気がしますね。それが良いか悪いかはわかりませんが(ハンジさんなら良い訳ないんでしょうけどね、私はお互いに殲滅を望んでおり、是非には及ばないと考えます。)
      私にはジークやレイス王家のように「自ら滅ぶ道」か、エレンのように「世界を淘汰する道」かの選択肢以外はないような気がしますね。(「地ならし」を止めても「世界」は「ユミルの民」の安全を保障しないでしょう?)
      それとも、第3の着地点があるのでしょうか、諌山先生には期待してますが・・・
      長々失礼しました。

      • >タイトルからもエレンの目的がコンプリートする気がしています。
        そうですね。管理人アースもそんな気がします。

        >第3の着地点があるのでしょうか、諌山先生には期待してますが・・・
        エレンの目的コンプ=物語の着地点ではない、という気がします。
        そこにミカサが絡んでくるのでは…なんて希望的観測を持っていますよ(笑)
        ホント、諫山先生に期待です!

        管理人アース

    3. 28 より:

      どなたかもお書きになられてますが、「人類の夜明け」というのは
      映画「2001年宇宙の旅」の冒頭の章タイトルです。

      宇宙人により知性を与えられた類人猿が、動物の骨を武器にすることを発見し、敵対する群を絶滅させます。
      そして嬉しさのあまり放り投げた骨が現在の軍事衛星にオーバーラップするという有名なシークエンスですが、
      因みにこの映画のラスト、
      スターゲイト(時空を超えた光の道)をくぐり抜けた主人公が、スターチャイルド(新人類の胎児)へと進化し、
      地球を平和にすべく想いにふけるというシーンで終わります。

      骨=巨人の力、スターゲイト=道、スターチャイルド=赤ん坊、と置き換えると…

      何やらこのタイトルは偶然ではない気がしますよね

      • >地球を平和にすべく想いにふけるというシーンで終わります
        意味深ですね~。
        タイトルは「2001年宇宙の旅」からイメージしているのは間違いないかもですね!
        始祖のちからと骨は通じてそうですし、ライストにも影響するタイトルかも。

        管理人アース

    4. ユミル・イェーガー より:

      こんにちは。

      「人類の夜明け」は、「人類の新しい歴史の始まり」と読みます。

      私的見解の予想になりますが・・
      エレンの見た「あの景色」は130話で地ならし巨人がマーレに上陸した場面だと思っています。その根拠は2つ。
      ひとつは、エレンがファルコに言った言葉。
      「進み続けた者にしかわからない」
      もうひとつは130話でのエレン回想の言葉。
      「全ては、この先にある」
      私は、この2つのセリフから、エレンにも「この先」はまだわからない。進み続けてみないと、わからない。と読みました。
      従って、ここからが本当に誰も知らない新しい時。「人類の夜明け」であると読みました。

      ウラの根拠に、「東から昇る太陽」を挙げたいのですが・・・
      131話以降に持ち越しますぅ~~(笑)

      • >エレンにも「この先」はまだわからない。進み続けてみないと、わからない。と読みました。
        従って、ここからが本当に誰も知らない新しい時。「人類の夜明け」

        面白いですね!
        ただ「あの風景」と称した未来の風景はまだ登場していないのではとも感じます。
        エレンがどこまで見ているのか?
        ここも要チェックですね!

        管理人アース

        • ユミル・イェーガー より:

          団長、いつも返信ありがとうございます。

          「あの風景」ホント解りかねますよねぇ・・
          本音を言うと自分もまだわかりましぇん(笑)

          「あの風景」がエレンにとって目指すべき風景でないと、エレンは進めません。
          「あの風景」がハッピーな風景なら、もっと仲間に打ち明けた上で作戦を立てられるはず。
          「あの風景」がバッドな風景なら、そこに向かって進むはずがない。
          う~ん・・わからん・・・

          これは「エレンの真意」にも繋がることになると思いますが、
          「エレンの真意」が、「敵を駆逐して仲間を守る」という一点ならば、
          「あの風景」が地ならしであっても不思議ではないのかも・・

          • >「あの風景」が地ならしであっても不思議ではないのかも・・
            「地鳴らし」コンプの風景、という可能性はありますよね。
            「みんなを守れて達成」というエレンも、「望んだ未来」でしょうし。
            ただ、そこに諫山先生が着地させるかどうか?
            コンプした後にミカサが動くんじゃないか、と管理人アースは考えています。
            地鳴らしを止める、という予想の方が現実的かもですが・・・う~ん、悩ましいですね(笑)

            管理人アース

            • ユミル・イェーガー より:

              返信ありがとうございます。

              私の 超個人的、ワガママ願望!!
              「地ならしコンプ!!」

              ①人類が絶体絶命の危機から救われる物語は、既に沢山観てきたから。
              ②私の中に「人類なんて、一度滅んじゃえ!」という想いが、ある。
              ③リアルでは困っちゃうが、漫画の中でなら・・出来る!!
              ➃「そんなことは、ダメだ!」という気持ちを持っている人のためにも、また、そういう意見をも肯定する為にも、出来るだけ悲惨で残酷である必要がある。
              ⑤諌山先生に期待するのは、その行程と結果に対する心情描写。
              ⑥そして、「その先」の答え。(ループ説を含めた謎の解明とエンディング展開の演出)

              • 本当に一度コンプする可能性はあると思います。
                で、
                >「その先」の答え
                これが来るかなと。
                諫山先生ならやりそうな気がしますよ!

                管理人アース

    5. ツクシ より:

      他の記事にも書かせていただきましたが、取り纏めのない文章だったので再度自分の中でまとめ直してみました

      人類の夜明けが、島の夜明けにならない理由
      エレンの悲願は巨人をこの世から駆逐し、人類を救うこと
      それから様々な事が起こり、巨人は人間だった、壁の外にも人類は生きている、海の向こうの世界すべてが敵、と壁内人類にとっての敵味方、巨人と人類の線引きは曖昧になっていきます
      しかしエレンの中では、壁内人類を守る為に壁の外の脅威を駆逐するという行動指針だけは終始一貫して変わっていません
      エレンにとっては壁内人類こそが守るべき存在であり、壁の外に“人類”はいない
      壁の外にいるのが巨人だろうと人間だろうと世界だろうと関係なく一律敵、駆逐対象
      ある意味思考の放棄です。カールフリッツと同じです。争いから目を背け、壁外にいる人類の存在を消し去り、壁内に人類安息の地を築こうとしているのですから
      唯一違うのはカールフリッツが不戦の契りを交わし、争いを避け、民から壁外人類の記憶だけを消し去ったのに対し、エレンは記憶ではなく実際に壁外人類をこの世から消し去ろうとしている点です
      対立必至のエルディアとマーレですが、ハンジとマガト、カヤとガビ、アルミンとアニのように、とことん話し合い、和解の道を探る努力を続けるべきなんですよね
      エレンはその苦難の道から逃げる為に、問題を壁内と壁外、人類とそれ以外という具合に二極化して極論で動いているのだろうと思います
      その極論から出た表現が、人類の夜明けというタイトルに繋がったのではないかと考える次第です

      • >エレンにとっては壁内人類こそが守るべき存在であり、壁の外に“人類”はいない
        まさに悪魔的エレンの考え方ですね。
        このように世界からエレンは見られているでしょう。
        人類の夜明け、はやはりエレン視点のタイトルなのかもですね。

        管理人アース

    6. コダヌキオタヌ より:

       失礼致します。コダヌキでございます。

       記事作成お疲れ様です。
       私も、「人類の夜明け」が「終末の夜」との対比であると思えます。そして、他の
      意味もあるように思えます。
       私も「夜明け」からは新たな時代の到来をイメージしました。マーレに支配された
      世界が、マーレ崩壊と共に新たな時代に突入したという印象です。

       カモメのように見える130話の鳥は、エレンを暗喩しているのではないでしょう
      か?104期達と同じ航路を辿っていた筈なのに、いつの間にかエレンだけが独り先
      へ進んでいた。彼が進む先に広がる暁の空(マーレ支配時代の終焉)からやがて太陽
      が昇る(マーレ支配が終わった世界に新しい時代が到来する)。エレンは人類の新た
      な歴史を始める為に、一人で飛び立ってしまった。130話のカモメの場面はそんな
      風に読めました。終わりであると同時に始まりでもある、といった感じでしょうか。

       7月10日の130話の記事で、今回のエレンの行動を否定する感想を書きました
      が、それでも彼が世界を滅ぼそうとしているとは思えないのです。地鳴らし後の世界
      は、幼少期のエレンが嫌悪した家畜の安寧・虚偽の繁栄の世界になるでしょう。彼の
      望んだ自由ではありません。
       私もタキさんと同意見で、壁外人類全てを滅ぼすのは物理的にも不可能だと思いま
      す。そして、104期兵達を大切に思うエレンが、彼らに自分を殺すように仕向ける
      でしょうか?エレンを殺した104期兵達が強い自責の念に駆られる事態を、彼が望
      むだろうかと疑問に感じます。

       考察というより妄想ですが、エレンはかつてのカール・フリッツと同じ事をする
      つもりではないでしょうか。へーロスが『始祖』を倒した事でマーレ国の世界支配が
      始まりました。つまり、エレンは自分を他国――ヒィズルにわざと倒させて、巨人を
      上回る軍事力を持つ国があるという事と、巨人に支配される世界構造が終わる事を、
      今回の『地鳴らしという舞台で上演』しようとしているのではないでしょうか。
       巨人を倒したヒィズルに『始祖』を管理して貰う事で、楽園と世界との均衡を保ち、
      楽園を存続させる。巨人の力を人類に利用させない為には巨人=恐怖の印象を世界に
      残さなければなりません。その為にエレンは自分が悪役を引き受け、ヒストリアを含
      む仲間達に本気で地鳴らしを行うと信じさせたのではないでしょうか。
       但し、これでは世界の構造がマーレ支配からヒィズル支配へ変わるだけです。世界
      を滅ぼさず楽園が存続出来る変わりに、楽園は間接的にヒィズルの支配下に置かれる
      事にもなります。人類滅亡よりはマシですが・・・。

       回りくどい説明になりましたが、「人類の夜明け」は「新しい時代の到来」であり、
      それは世界が巨人の恐怖から解放される代わりに良くも悪くもヒィズルの影響下に入
      る事であると、妄想しました。

       失礼致しました。

      • >「人類の夜明け」は「新しい時代の到来」
        たしかに夜が明け日が昇り、戦艦隊が登場した描写は「新たな時代の到来」をイメージさせましたよね!
        いろいろな意味が含まれたタイトル、演出、展開な130話だと感じます。
        後に読み返すと違う意味が見えてくるかもですし、それがやはり「新たな時代の到来」だったら嬉しいですね(*^^*)

        管理人アース

    7. シーナ より:

      アース隊長!!
      更新お疲れ様です(‘ー’*)ゞ

      「人類の夜明け」から受けるイメージですね。

      壁巨人は日光が当たらなければ動けないので、昨晩は海の中で眠っていた事になりますねww

      太陽が昇り一斉に壁巨人が動き出し、人類が踏みつぶされる日の始まり。
      文明を築き、世界を我が物顔のように振舞っていた人類。しかし壁巨人にしてみれば、人類は蟻のように踏みつぶせば簡単に死んでしまう小さな生き物。

      人類が小動物化し、これから踏みつぶされる「最悪な日の始まり」こんなイメージがしました。

      • >壁巨人は日光が当たらなければ動けないので、昨晩は海の中で眠っていた事に
        始祖の巨人で操っている巨人なら動けるかもしれませんよね。
        ジークの巨人も月が出ていれば巨人は動かせる、となっていたので。
        壁の巨人もおそらくですが王家血統者が始祖の巨人を使って生んだ巨人でしょうから、月があれば動かせそうな。

        >太陽が昇り一斉に壁巨人が動き出し、人類が踏みつぶされる日の始まり。
        でも、このイメージも良いですね!
        まさに終末の始まり(;´Д`)
        アニメで観られるのが楽しみですよ!(*^^*)

        管理人アース

    8. 井筒孝庵 より:

      こんにちは。

      個人的には、ぷかまんさんの「人類の夜明け」と「神々の黄昏」の対比がお気に入り(*^ω^*)

      「人類の夜明け」といえば、クラークの《2001年宇宙の旅》の冒頭シーンがそれでした。未知の知的生命体がモノリスを介して人類の進化に介入して、人類は「武器」を手に入れ種族内闘争を経て文明化して、シンボリックに宇宙に進出するに至るという、人類史の始まり・・原題はThe dawn of Manでしたが。

      エレンに巨人の力を消滅させる意志はない、として、← 今回確定

      世界連合艦隊はあっけなく潰え去りましたが、別な形で、人類による神々(巨人族)への反撃が始まるのかなと想像(*^ω^*)

      始祖ユミルをあっけなく倒した《槍》に注目しています。

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • 井筒孝庵 より:

        おはようございます。

        自己レスにて。

        フル地鳴ならしでもいいんですが、

        その場合だと「振り出しに戻る」感じで混乱中です(´∀`; )

        エレンの意志が不屈で不動であるとなると、地鳴らしは寸止めでなくて完徹。

        止めてもらうという線は消える、つまりゼロ・レクイエムシナリオは消えますが、

        徹底的にやり遂げるとなると、手加減/容赦は要らず、能力的には《無双エレン》状態なので、アニにせよファルコにせよアルミンにせよ、知性巨人は操ってしまう、反抗できなくすればいい。

        止められる可能性は限りなくゼロに。

        巨人の力を抜きにすると、近代兵器の火力で止める、となりますが、その象徴である世界連合艦隊は壊滅。← 今ここ

        ということで、フル地鳴らし完遂が濃厚。

        《まとめ》

        ・ 過剰な大量殺戮にまつわる倫理的問題と無双エレン問題がまるまる残ってしまいそうなので、振り出しに戻る。 (私見)

        《補足》

        ・ 為政者が島民を隔離・保護するという第145代フリッツ王のプランを徹底すると、(←外敵なし状態) 今のフル地鳴らしだけど、そういうのって、エレンが嫌っていたものではないのか? という疑問。自己矛盾。

        ・ 過剰な大量殺戮は、通常であれば、後日/後世の「歴史的評価」に曝されるが、ほぼ皆殺しにしてしまえば、確かに歴史的評価を免れるが、後世の批判すら許されないというのは、暴政と自己正当化の極み。言い換えると、今の進撃世界では、非エルディア人が多数を占めているので、過去に「民族浄化」があったとは考えにくいが、逆に今、まさに「民族浄化」が行われつつある、となります。

        《補足2》

        ・ 動物行動学の知見によれば、動物は相手を殺すことではなく相手に勝つために争いますが、(←闘争本能の原点) ヒトに限っては、その主客が往々にして転倒し、殺すことが主目的に転じることが起きる。広く動物の枠で捉えると、ヒトの闘争行動は、自然界の摂理から逸脱していて、本能に従っているのではなく、抑止を含めた闘争本能が壊れている/欠点があるとなり、今のエレンの行動は、あるべき闘争本能からの「逸脱」に相当すると見られます。

        (なお、食物連鎖上では、捕食ー非捕食の関係を通じて殺しが発生するが、自然界でのそれはヒトの考える倫理基準、善悪の外/彼岸にあると言ってよいでしょう。)

        《補足3》

        ・ もしも、フル地鳴らしが途中で止まる、つまり、想像がつきにくいですが、エレンが負けるという場合、別の大きな問題が生じてきます。それはヒストリアの責任問題です。

        ・ エレンの策(大量殺戮)を知っていて国王として何もしていないに等しいので(妊娠を除く)、もしもエレンが負けてエルディア敗戦となる場合、重大な政治的責任を免れることはできない。← 勝つことしか想定していないようなので、道義的責任を感じているようですが、エレンが負けたらアウト。エレンとヒストリアは、マーレ歴史書の挿絵にあるように、一蓮托生で、エレンだけが悪魔では済みません。

        ーーーーーーーーーーーーーー

        • >倫理的問題と無双エレン問題がまるまる残ってしまいそうなので、振り出しに戻る。 (私見)
          管理人アースも同感です。間違いなくそれで終わり、という展開にはならないと思いますよ。
          もともとはそのようなエンドを用意していた時期もあったかもですが、これだけ人気が出て世界的に注目されている作品で、そのエンドはできないかなと。
          となると、ここからどのような着地点に持っていくのか?
          エレン・ストッパーズがどう絡むのか?
          また予想したいです!

          管理人アース

      • >始祖ユミルをあっけなく倒した《槍》に注目
        生きる気力を失くすと巨人化の再生能力が無くなる、という設定からエレンの気持ちを削ぐ…というのは無理でしょうね(・_・;)
        104期ならできるのかな?
        この辺り要注目ですよね!

        管理人アース

        • 井筒孝庵 より:

          こんにちは。

          アース団長の気力・精力に頭が下がる思いです。

          あと4話で終わるとは思えなくなっていて、8話くらいを前提にしようかなと(*^ω^*)

          ・・・

          広く小説の創作上の作法として、プロット(構成)とストーリー(物語)の二つの側面がありますが、

          プロットについての自分の予想は全く外れてしまっていて、(← エレンの本意が巨人の力の消滅にあるという決め打ち)

          今やかつてのキースのような傍観者の立ち位置です(´∀`; )(苦笑

          ・・・

          件(くだん)の槍ですが、第122話時点では、フリッツ部族長のあまりの仕打ちに、ユミルは生きる気力を失ったのかなと観ましたが、引っかかるところがあったとすると、幼い三姉妹を残してという状況でもあったので、そこを生き抜く糧にするという選択も親心としてあってもおかしくないだろうというところです。

          なので、始祖ユミルが打ち倒された原因を、《槍》に求めてみる、と考えてみました。

          《問》 あの槍は何だったのだろう?

          《答》 妄想です・・言い訳でなく「ファンタジー設定」寄りで考えてみると、あの槍は、オディハの「竜血樹」を柄に、矛先(槍頭)は「竜血石」でできていた、としてしまいます(笑 ← やけっぱち

          で、その効能は、ヒトの遺伝子と同居/共生している巨人の遺伝子の発現を抑える、です。

          なので、射られた始祖ユミルは、致命傷を得た形になって、復活できなくなってしまった、と。

          ほとんど妄想ですね(*^ω^*)

          オディハは、東洋の一族の所縁(ゆかり)の地です。だとしておきましょう(笑

          彼らは、不老不死の探索で東からオディハに到達、一方で、エルディア帝国は、巨人化学の探求で西からオディハに到達。前者は「丹」、後者は「賢者の石」で、同じものを探索していながら目的が違う。

          竜血樹/竜血石(仮想)は、ヒトに対して無害か効能あり。でも、巨人に対しては、無力化か有害。

          ということで、

          ラスト、ミカサがエレンの背に禁断の槍、又はアレンジした弓矢の矢を打ち込みます。

          エレンはガチで地鳴らしなので手加減せず知性巨人は役に立たず、戦えるのは、エレン/始祖の力が及ばないアッカーマン/東洋の一族のリヴァイ兵長とミカサだけ。

          飛行艇で竜血樹の赤粉でエレン巨人を包み込み、背後からミカサが禁断の槍、又は弓矢の矢で一突き。

          これが冥界(余剰次元)に投影されて、始祖ユミルを後ろ抱きしているエレンの致命傷に。(因みに、エレン巨人は、冥界のユミルの道=ユグドラシル/世界樹が通常空間に投影されたものと解釈)

          始祖ユミルは、王を守って絶命しましたが、今回は全く逆。というか存命中、他者から守られるという経験は始祖ユミルにはなし。

          で、始祖ユミルは我に返り、巨人の力を消滅させる、という究極の選択に。← 1) 現実世界での連鎖を断とうとしたヒストリアの選択が報われる、2)始祖ユミルは分離していた進撃と一体に

          現実空間は竜血樹の赤粉で真紅色に、モノトーンだった冥界(座標空間=余剰次元)は、エレンの血で真紅色に。

          紅蓮と弓矢で、巨人の力が消滅して、お前は自由の翼を得た・・・

          紅蓮の弓矢、ということで(*^ω^*) ← やけっぱち

          ーーーーーーーーーーーーーー

          • >始祖ユミルが打ち倒された原因を、《槍》に求めてみる、と考えてみました。
            これ、タキさんが言われていた考察なのですが、始祖ユミルがあそこで死亡したのはフリッツ王の「起きて働け 我が奴隷ユミルよ」という言葉だったのではと。
            始祖ユミルちゃんは心ある言葉を求めていたのだけれど、ここで結局は奴隷として扱われていたと分かり生きる気力を失くしてしまったのではという考察です。
            26巻103話のライナーみたいな状態ですね。
            槍がキッカケですが、始祖ユミルを殺したのは絶望だったのかもしれませんね。

            管理人アース

    9. 巴里の恋人@アース調査兵団分隊長 より:

      団長殿、いつも更新お疲れ様です。

      Twitterでもお話ししましたが、やっぱりこのタイトルはこの物語が今日1日で終わると言う意味だと思います。
      オディハへの到達時間や飛行艇の整備時間を含めるとギリギリの線になりそうですね。

      ただ、ハンジさんの言っていた全ての大陸(大陸の全てと解釈していますが)が踏み鳴らされるまで4日間と言うタイムリミットには間に合うような気がします。
      最終決戦の地が座標になると仮定すれば、エレンがガビに頭を吹っ飛ばされた時のように一瞬でカタがつくのではないでしょうか。

      • >最終決戦の地が座標になると仮定すれば
        そうなんですよね。
        あそこなら数年かけても全ては一瞬なので。
        また座標が舞台になりそうですよね!

        管理人アース

    10. 馬来熊 より:

      これまで「エレンを止める」という最終目的は一致してても、大虐殺をやめさせるためと、故郷を守るためと、動機は少し違ってたパラディ組とマーレ組
      ところが上陸に間に合わないことがわかって、だとしてもエレンを止めたい気持ちに変わりはないという点で一つにまとまった
      アニもミカサたちと殺し合いたくはないと本音を言えるようになりました
      そうして、パラディとマーレ人が混成部隊から一つのチームになっていくことも、人類の夜明けにかかっているのではないかと思いました

      • >パラディとマーレ人が混成部隊から一つのチームになっていくことも、人類の夜明けにかかっているのでは
        この部分が「夜明け」に繋がると良いですよね!
        後半があまりにも「黄昏」な感じで(;´Д`)
        104期から夜明けが生まれたら嬉しいです!\(^o^)/

        管理人アース

    11. コーラ より:

      エルディアつまり壁内人類にとっての夜明けつまり地ならしによる壁外の人類の破滅と言うことではと予想します。また、エレン以外の104期たちのエレンと戦いたくない。憎しみあいたくないという気持ちが考え方が世界に影響を与えるという意味での夜明けだと思います。

      • >地ならしによる壁外の人類の破滅と言うことでは
        エレン目線の「人類の夜明け」という感じですね。
        やっぱりそういう意味なのかも…

        管理人アース

    12. 寸劇の虚人 より:

      「人類の夜明け」は、これから巨人が駆逐されることだと思いました。生き残った人類が巨人(神々)から解放されるラグナロクのイメージです。「終末の夜」もエレン・ジーク以外の知性巨人が揃ったことで、巨人消滅のスタートを暗示したと考えるとしっくりきます。

      私は、「すべては決まっていた」は仲間が死んでいく未来の記憶と想像してまして、「すべてはオレの望んだこと」は未来の記憶に抗って仲間を全力で救うこと、「すべてはこの先に」は進んだあとにしかわからないと言っているのだと妄想しています。

      • >「すべては決まっていた」は仲間が死んでいく未来の記憶と想像してまして
        もし巨人消滅スタートが「人類の夜明け」の意味であれば「すべてが決まっている」のも巨人消滅という結果だと良いな、と感じました。
        今後の展開で確認しなきゃですね!(*^^*)

        管理人アース

    13. おおぞらバード より:

      「夜明け」によって、これまで見れなかった
      ものが観えてくる。 つまり人類の惨状が顕わ
      にされてくる と私は理解します。
      ただし、エレンもこのまま無事では済まない
      はずです。

      そもそも あの極めてアンバランスな姿です。
      この姿は形態変化の途中であり、地鳴らしの
      進行と共に 最終形態に向かうと思います。
      今は 下半身がハルキゲニア化していますが、
      それが上半身にも進み、最後は全身が巨大な
      ハルキゲニアになる。
      その時、エレンはハルキゲニアに完全に呑み
      込まれ、もう戻ってこれないのではないかと
      思います。

      ハルキゲニアは 始祖のそのまた始祖。
      生命の根源であり 神の意向を現す存在とも。
      その神が、人類の行き過ぎた文明に鉄槌を下す!
      これは超古代から繰り返されてきた事で、ここに
      ループの芽があると感じます。

      今回はエレンの「憎しみの歴史を文明ごと この
      世から葬り去る」という強い気持ちが融合して、
      巨大ハルキゲニアが“破壊神”として現れたと思う
      のです。

      神の怒りが収まった後、人類はその破壊の中から
      新たにスタートする。
      それが「夜明け」を示しているとも思えます。

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