進撃の巨人

【うざい】フロック死亡フラグ!嫌われキャラの初登場とジャンと比較検証!【進撃の巨人経歴プロフィール】

アース
アース
フロックがジャンのようになる、という意味ではないよ(大汗)

「うざい」「正論ばかり」「クズ」と、終盤になり最も批判されているキャラと言っても過言ではないフロック・フォルスター。

最初の頃はそこまで嫌われるキャラではなかったと思うのですが、いったいなぜそのようなキャラになってしまったのでしょうか?

諫山先生のインタビューを踏まえ、考察してみましょう!

彼はいったいどのような役割を担ったキャラクターなのか?

役割を終え、死亡退場はあるのか?

あるのならば、どのようなタイミングなのか?

検証してみましょう!\(^o^)/

フロックの経歴プロフィールまとめ!

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まずはフロックの経歴プロフィールを見て行きましょう!

項目 内容
名前 フロック・フォルスター
身長 175cm
体重 65kg
誕生日 10月8日
所属 第104期訓練兵団→駐屯兵団→調査兵団→反兵団破壊工作組織イェーガー派
目的 英雄→悪魔を蘇らせる→新生エルディア帝国を築く
“フロック”の意味 「まぐれ」「思わぬ幸運」という意味。ラテン語では「群れ」

フロックの名前の意味は「まぐれ」や「思わぬ幸運」となっています。

これをそのままの意味で受け取ると、獣の巨人の石つぶてから生き残った事を指していますよね。

この名前からも、あの石つぶてから生き残った事から彼の役割が生まれたように察せられます。

フロックの初登場は原作17巻の70話

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フロックの初登場は原作17巻70話で、思ったよりも前から登場しています。

原作でのこの場面では、「これフロックか?」という感じの描写となっていますが(笑)

104期訓練兵団を卒業している彼はエレン達と同期ですが、調査兵団には入らず駐屯兵団に所属します。

その後、雷槍が開発されウォール・マリア奪還が現実味を帯び、世間の追い風に乗せられ調査兵団に鞍替えします。

フロックの実質的な初登場20巻84話のシガンシナ区決戦時

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しかしシガンシナ区決戦でエルヴィンから特攻作戦を言い渡され、その決意を後悔し涙を流します。

20巻でのこの場面は、彼の大きな見せ場となります。

その後瀕死のエルヴィンを救い、アルミンではなくエルヴィンを助けるべきだと主張する事になるフロック。

彼の名前が「フロック」だと明らかとなったのは、この時の84話「白夜」です。

17巻から登場し、駐屯兵団を経てという経歴のフロックですが、役割が完全に確定したのは84話「白夜」でエレンの口から「フロック」という名前が判明したこの回なのでは、と管理人アースは感じています。

今読み返すとエレンから名前が確定した、というのも意味深ですよね!

現在の対立構想はこの時から?

もしかしたら現在最新話のイェーガー派展開の構想は、この時に諫山先生の中でイメージが生まれたかもと妄想しちゃいます。

名前の通りまぐれで思わぬ幸運で生き残った彼ですが、これは諫山先生にとっての「思わぬ幸運」で重要な役割を担うキャラへと成長することになったという意味で付けられたのでは、とも管理人アースは感じます。

それらの全てが84話「白夜」のタイミングなのでは、と妄想します。

結局はエルヴィンではなくアルミンを助けることになり、それを皆が忘れようとしていた後にも一人主張しています。

そしてその後のマーレ編、地鳴らし編では調査兵団生き残りで唯一イェーガー派に所属し、中心メンバーとして大活躍しています。

ここで彼に担われた役割がハッキリと分かりますし、その方向性は白夜で固まったのかなぁ、なんて考察しながら思いました。

この役割について、諫山先生がインタビューで答えられています。

諫山先生が語られたフロックについて、見てみましょう!\(^o^)/

ちなみに、担当声優の小野賢章さんについてはフロック・フォルスター 声優 小野賢章さんを紹介!にてまとめてあります。

◆フロックの役割とはジャンのポジション継承か!?

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2019年に発売された公式ガイドブック「一冊で分かるストーリーガイド」のロングインタビューにて、諫山先生からフロックについて説明されています。

この公式ガイドブックについては、「1冊でわかるストーリーガイド」を検証!にてまとめていますので、見てみて下さい!

このロングインタビューで「フロックは読者目線の代弁者みたいな役割を持たせました」と諫山先生は語られています。

まとめるとこんな感じです。

  • フロックはもともと流行に乗っかった人代表みたいな軽い位置付けだった
  • 描き進めていく内に想定外にいいキャラに成長した
  • 生き残ったことで言いたいことを言ってくれるキャラになった
  • 対立意見を出してくれるからこそ、分かることがあると教えてくれるキャラクター
  • メインのキャラクターが客観的になっていくなか、読者目線の代弁者になってくれた

これはあくまで22巻時点でのフロックについてのインタビュー内容ですが、最初はここまで重要なキャラクターになるとは想定されていなかった、ということが分かりますね。

正論・対立意見ポジションはもともとジャンの役割

対立意見を出すポジション、読者目線の代弁者というと、もともとはジャンの役割でしたよね。

しかし最近のジャンも成長し、やはり客観的になっています。

そんなジャンや104期達メインキャラの成長に伴い、フロックは違う方向に成長していったということでしょう。

そして以前のジャンのポジションに収まった、ということになりそうです。

まさに「まぐれ当たりなキャラ」フロックという感じでしょうか?(笑)

正論ばかりのフロックは進撃の巨人における読者の代弁者

たしかに現在でも「自分たちが生き残るために迫害し続け憎み続ける「世界」を地鳴らしで平らにして何が悪い!」と唱え、エレンを支持するフロックは一般的な考え方であり読者の代弁者、という立場ではありますよね。

それにしてもフロックは違う方向に成長しすぎ、というかマーレ編からはほぼ暴走しているような気もしますが(;´Д`)

これも104期達メインキャラの成長に合わせ、違う方向だけれどフロックの成長したというところなのでしょう!

ただメインキャラに対し対立する立場なだけに、いずれ役割を終え死亡退場するのではと思われます。

最後にフロックの死亡展開を予想してみましょう!

フロックの死亡退場展開を予想!

フロックの最後は死亡退場となるのでしょうか?

管理人アースは、ほぼ間違いなく死亡退場するだろう、と感じています。

先程も少し指摘しましたが、フロックは暴走しすぎています。

フロックのウザさが前面に出てきて、嫌われ展開

レベリオ区強襲時では、民間人を殺しジャンに止められていました。

さらに地鳴らしが起きてからはエレンの代弁者を盾に無抵抗な義勇兵を撃ち殺し、アズマビト家の部下も殺しています。

あまりにも殺しすぎでしょう。

これらの展開は、フロックが死亡して退場するという伏線のようにも感じます。

フロックの死亡フラグがビンビン

では、フロックはどのような死亡展開を迎えるでしょうか?

イメージですが、新兵達に追い込まれる展開となるのではないでしょうか?

フロックは新兵達を使い、キース教官を暴行しています。

逆にその新兵達に追い込まれ瀕死の状態になるのでは、と感じますよ!

最後は自国を守ろうとしていたフロックに理解を示しながらも「これは戦争だ」と言いながら引き金をひくマガトにトドメを刺される…みたいな展開をイメージしますよ!

もしくはフロックも海を渡るのであれば、地鳴らし巨人に踏み潰される展開とか…

それくらいの最期になるのでは、とイメージします!

さてさて、まぐれで暴走するまでに大きく成長したフロック。

彼の最期は要注目ですね!\(^o^)/

アース
アース
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POSTED COMMENT

  1. 妄想を捧げよ! より:

    アース隊長

    しばらくぶりでございます!
    日々コロナ関連の暗いニュースが多い中、考察記事が毎日の楽しみになっています^_^

    フロックは次号で死亡退場すると妄想しています。ただ別マガ発行延期により退場の仕方に変化が出てくるような気がしています。

    イェレナの発言から、エレンの行き先について、イェレナがフロックに会えば、フロックが言うかもしれないですね。フロック退場の場面にイェレナがいて、エレンの代弁者伏線&イェレナの真意の回収があると思います。そこからエレンの真意も少し垣間見られるかと。

    他に退場に立ち会うのはハンジさんでしょう。君の方が正しいのかもと言ったハンジさん。しかしサネスの順番がフロックに回り、同じようなセリフを聞かされそうな予感がします。

    フロック退場の実行者は、ジャンで間違いないでしょう。隊長のジャン通過儀礼説を支持します!戦わなくていいとフロックに言われたジャンが、戦わないと勝てない、戦え!と自ら鼓舞しフロックを討つ。そんな妄想をしています^_^

    • >サネスの順番がフロックに回り、同じようなセリフを聞かされそうな予感がします。
      ありそうですね。
      その後「私にも近々順番は来る。その後は向こうでよろしくね」と悲しく微笑みそう。それを見つめる兵長、とか。

      >戦わなくていいとフロックに言われたジャンが、戦わないと勝てない、戦え!と自ら鼓舞しフロックを討つ。
      泣きながら言いそうですよね。
      やはりジャンにとってもフロックは同期でしょうし…
      それでも前を向き進まなければ、という描写がイメージできますよ。
      早く129話見たいですね~(^^)

      管理人アース

  2. ちえジャン より:

    直感ですが、フロック、ジャンに殺される展開はないでしょうか? 最新号ではコニーがダズとサムエルを殺したように。ジャンは未だに人を殺すのを躊躇しているように見受けられるのですが、最終的に吹っ切れた彼ならフロックに引き金引けそうな気がして。
    フロックで思い出すのは、一緒にいたゴードンとサンドラ。エレン、アルミン、ミカサに対して、ジャン、コニー、サシャ。そして敵側ではライベルアニ。トリオで描かれる場合が多いですよね。ぜひともフロックの死亡退場の時は(私の中で彼は死亡退場確定)ゴードンとサンドラとの友情物語なんかをチラッと描いてほしいなあって思ってます。サンドラはフロックに恋してた? なんてゲスなことを考えてしまったりしますね(^^)

    • >サンドラはフロックに恋してた? なんてゲスなことを考えてしまったり
      石つぶてで死んでいった同期たち。
      フロックにはフロックの世界があって彼の正義もありますし、そんな場面を回想シーンで描いて欲しいですよね。
      ジャンによる死亡展開もありそうですよね!
      ジャンから見るとフロックは超えるべき壁かもしれませんよね。

      管理人アース

  3. 和銀 より:

    今晩は🌙アース団長 お疲れさまです 今回は一番難しい考察ですね 何が怖いと言うかフロックの笑顔と「群れ」という名の由来 正義の名のもとになにをしてもいいのか?という 陥りがちな人の弱さを具現化したようなキャラクターフロック イェレナは別の意味(私的な理由ならなお恐ろしい)で目的の為に容赦がなかったですが フロックは大義の下と信じてなにをしてもいいという感じがして 特撮の話で申し訳ないのですが小林泰子(進撃の巨人のシリーズ構成 脚本家)の作品なのでお許しください 同じように正義感の強い人が正義を盾にやり過ぎてしまい怪人に漬け込まれて 主人公に諌められるシーンがあるのですが 誰でも陥りがちなやり過ぎてしまう正義をかいま見せられて 現実世界と変わりなく思い フロックの笑顔と共に恐怖を覚えます エレンは女型の巨人との戦いで(アニメ版かもですが正確には覚えてなくて申し訳ありません) 「何の大義があってお前は戦えるでも………お前が悪い!」たとえ正義の名の下とであっても大虐殺は間違ってます エレンならわかっているはずです 私はフロックはエレンを盾に動いただけで同じではないと思うので フロックにはフロックの罪の対価が待っていると思います エレンは止めてもらう前提ではと見ています 友とミカサを信じているか未来の景色を信じているか ただミカサのファンとしてはもうこれ以上エレンには罪を重ねないで欲しいです 以上拙い考察に感想申し訳ありません フロックは只の人が誰でも陥りがちな「群れの一人」ではないかと思います はっ!

    • >フロックは只の人が誰でも陥りがちな「群れの一人」ではないか
      本当にそうですよね。
      誰の中にでも悪魔はいて、出続けようとするかしないかだけで…
      でもなりたくないし、管理人アースにはなれないだろうなぁ(;´Д`)

      管理人アース

  4. 馬来熊 より:

    マーレ編のテーマの一つは「弱さとの戦い」だと思います。
    弱さ故に迷走しているフロックはある意味、マーレ編のボスキャラと言えるのではないでしょうか。全くボスの器にふさわしくありませんが。
    どんな末路を迎えるか楽しみですが、ここまで「死んでもあまり悲しまれない」キャラクターとして定着化してしまうと、逆について生き延びるのではないかという気もしてきますね

    • >ここまで「死んでもあまり悲しまれない」キャラクターとして定着化してしまうと、逆について生き延びるのではないか
      諫山先生ならやりそうですね(・_・;)
      たしかに悲しまないでしょうし…
      ちょっと頭に残しておきますよ。
      ありがとうございます!

      管理人アース

  5. ユミル・イェーガー より:

    「強く、正しくあろうとする正論」と「弱くて、間違ってるかもしれないけど、人間なら誰にでもある正論(本音)」と、フロックを含め 色んな登場人物によって描かれているのでしょうね。
    後者の正論(本音)は、時にカッコ悪く、嫌なヤツ、ダメなヤツに映ってしまいがちで、誰しもが言葉に出せず、行動に移せず、飲み込んでしまいがちです。(世論や大衆に流されているときは別ですが)
    そんな本音的な正論がポロッって出てきたときに「わかる わかる」ってなっちゃいますよね。
    フロックを含め、敵も味方も、ホントに憎めないし、常に善悪と正否が表裏一体になっている絶妙の人物設定・人物描写だと思います。

    少し余談になりますが・・・
    かの一休和尚が釈迦のことを「世の中の人を惑わす悪戯者」と評していました。
    諌山先生も「読者に問いかけ、考えさせ、惑わせる悪戯者」だと思っています(笑)(笑)

    • >一休和尚が釈迦のことを「世の中の人を惑わす悪戯者」と
      これ、知らなかったですよ。面白いです。
      諫山先生もお釈迦様も投げかける、問うという面では同じかもですね(笑)
      ただ諫山先生はある意味真理を描かれていると感じますよ。
      本当に説得力のある物語だなと。

      管理人アース

      • ユミル・イェーガー より:

        団長 返信ありがとうございます!

        >諫山先生はある意味真理を描かれていると感じますよ。
        本当に説得力のある物語だなと。

        個人的には般若心経を読み解く以上に説得力を感じています(笑)
        ホントに凄い作品です。

        目的が変われば敵と味方がすり替わる
        立場が変われば善悪がすり替わる
        結果が変われば正否がすり替わる

        人間の心(思考)にある まぎれもない「真理」を突き付けられてます。

        • >人間の心(思考)にある まぎれもない「真理」を突き付けられ
          ホントそうですよね。
          それだけの物語なだけに、最後の落とし所が楽しみですし気になります。
          予想の斜め上を行くこと間違いでしょうが、最後まで考察し続けたいですよ!(*^^*)

          管理人アース

  6. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    フロックはやり過ぎだとは思いますが、やり過ぎという点では、イェレナもそうですし、エレンもそうですが、遡ればクルーガーが結構なやり過ぎです。このうちクルーガーへの読者への反感は、あまり聞いたことがありませんが。

    個人的には、もし自分がパラディ住民であったなら、と考えた時、エレン・クルーガー派・フロックを支持する側だろうと思います。

    理由を列挙すると、

    1) 約100年、巨人の脅威に曝されていた、

    2) マーレに侵攻を受けて酷い目に遭っていた、

    3) 世界連合の侵略が間近で絶滅の脅威と不安に曝されていた、

    4) エレンが始祖の力を行使して反撃が始まって、パラディ住民が脅威や不安から一気に解放された、← 今ここ

    ということで、

    物語中のパラディ住民の感覚/目線では、エレンを止めるという理由が分かるどころか、おそらく止めるという発想自体が出てこないと思います。

    作中では、多数の住民目線で理があるのは、イェーガー派でありフロックの方ではないでしょうか。

    残念ながら、アルミンもハンジも、エレンを説得できるかもしれない、世界連合がパラディへの攻撃を止めるかもしれない、エレンを止められるかもしれない、という希望的観測ばかりで、説得の根拠や状況証拠がなく、住民への説得の根拠をまるで欠いています。

    アルミン・コニーにせよ、イェーガー派と話し合うことを避けて、騙して事無きを得ようという策に出て失敗し、結局は、力による解決に訴えるしかなく、それをよく分かっていたのがイェレナであり、イェレナが話しかけていた兵長なのだろうと。

    フロックは苛烈ですが、協力するか敵対するか、という判別基準は揺るがずにあって、単なる殺人嗜好癖とは一線を画しています。

    そしてひとたび相手を敵と認定した時の苛烈さ、躊躇のなさは、今話での、アニやライナー、ミカサらと変わりはないと言えるでしょう。

    フロック・イェーガー派は、地鳴し/進撃中のエレン以外、実戦で戦える巨人の力を持っていないので、負けは確定的ですが、

    作中でパラディ住民の生存と利益、世論を暴力で挫き捻じ曲げるそのツケ/代償は大きいものになると思わざるを得ません。

    事態を収拾できるとすると、エレンの真意を理解している可能性があり、なおかつパラディの王であるヒストリアだけだろうと思うので、次回以降のヒストリアの登場による舞台の転換に、とても期待しています( ^ω^ ) ← 巻末のスクカーの予告が正しければ、次かその次に出てきそう

    ーーーーーーーーーーーーー

    • ヒストリアによる収拾展開もあり得ますよね。
      物語の展開からだと、管理人アースは現在の展開が終わってからのような気もしています。
      たしかに現実世界で起こったらフロックはものすごく支持されるでしょうね。
      それは本当によく分かります。
      諫山先生は本当に人物を描くのが上手い。
      民衆という大きな意識を理解されての展開だと感じます。
      ただやはり管理人アースはミカサファンなので、フロック死亡からのマーレへの飛行艇展開を期待しますよ(*^^*)

      管理人アース

  7. 恥垢種 より:

    アース団長殿、お疲れ様です。
    フロック、いいネーミングですね。
    私が思うに、彼は我々の(巨人のいない)世界の兵士の有り様のような気がします。最初は怯え、恐怖し、放棄した人間が、また、まだ、戦うもしくは戦えるというのは、一種の狂気に近いものが無ければ出来ないのでは?と考えます。今のフロックは、平気で民間人さえ殺せてます。あの怯えてたフロックがです。恐らく、我々の世界の兵隊さんも、大半がそういう状態で戦うのではないでしょうか。寧ろ、ジャンやコニーなどのように、冷静に、かつ、良心を維持してる方がレアケースではないか、と思っています。戦争はそれだけ、人を変えてしまうと言うメッセージのように受け止めています。
    ので、敢えて、彼は死なないような気がします。この狂気じみた兵士の顛末を、戦争の残酷さを見せる為に。

    • >戦争はそれだけ、人を変えてしまうと言うメッセージのよう
      たしかにそのようにも読めますよね。
      こういう違う見方に出会えるのがサイトのありがたいところです。
      ありがとうございます!(*^^*)
      フロックが生き残るという展開予想も、なるほどです。
      我々も最後まで見届けなきゃですね!

      管理人アース

  8. 巴里の恋人@アース調査兵団分隊長 より:

    団長殿、いつも更新お疲れ様です。

    フロックはこの4年間で最も成長を遂げ、物語の終盤を大きく盛り上げ人物だと思っています。
    せっかくなので自分もフロックの成長記録を足早ではありますが読み返してみました。

    80話で頭を抱えて泣き言を言っていた時は、ただのモブ兵士だと思っていました。
    ところが「フロック」と言う名前を得てから83話と84話で見せた、兵長やエレン達を相手にしての大立ち回りは本当に驚かされました。

    90話でアルミンを巡ってエレン達と衝突しますが、この時はなぜ今更こんな話を蒸し返すんだって印象でした。
    ただ「値踏み」と言う言葉が出て来た時に、将来的にジャンの後継者になるのでは?とは感じていました。

    ここから舞台はレベリオ収容区決戦となり、102話でジャンの制止を振り切り「俺達にはあの悪魔が必要だ」発言。
    さらには105話での「新生エルディア帝国の初陣は大勝利だぞ」と仲間達を鼓舞していました。

    この辺りまでは国粋主義に凝り固まった単なる痛いキャラと言う印象でした。
    ただ今にして思えば、マーレに渡る前にエレンから一連の計画を聞かされていた事になりますね。

    そして最後は109話でエレンの情報をリークしてルイーゼらと共に懲罰房行き。
    その後のザックレー総統の暗殺や兵団幹部に脊髄液入りのワインを盛るなど、憎まれっ子キャラ全開で見ていて本当にびっくりするくらいの大活躍でした。

    フロックの行いは決して許されるものではありませんが、彼の言葉には妙な説得力がありましたね。
    そうでなければあそこまで短時間でイェーガー派を組織、結束させる事は出来なかったでしょう。

    特にスルマ達109期訓練兵団やジャンを誑し込んだ演説の妙には、人間の心の弱さに入り込むフロック流人心掌握術が如何無く発揮されていました。
    なんだか悔しいですけど、フロックの言葉は妙に琴線に触れるんですよ。

    そんなフロックですが自らをエレンの代弁者と称している事からも、104期生達の知り得ないエレンの真意を知っている可能性も無きにしも非ずです。
    ここまで悪事を重ねてしまったらまともな最期にはならないと思っていますが、最後は彼にもここまでせざるを得なかった大義があったのだと読者がほろりと来るような見せ場がある事を望んでいます。

    • >なんだか悔しいですけど、フロックの言葉は妙に琴線に触れるんですよ
      フロックの言葉って正論ですし誰の中にも「間違っているだろうけど正しい」という気持ちを生むように感じますね。
      特にハンジが兵団としての方向性を示せない時にレベリオ強襲で新兵達を煽っていた彼は、ハンジさんよりも正しい行いだったのかなとも感じます。
      ただそれでも許されないと感じたのは、やはりジークワインを同僚に飲ませたことを黙認した事ですね。
      あれは絶対やってはいけないことでした。
      彼の考えは正しいし分かるけど、正しければ何をやっても良いの?と問いたくなる典型なタイプに感じますよ。

      >ここまでせざるを得なかった大義があったのだと読者がほろりと来るような見せ場が
      諫山先生が用意する彼の最期は、やはり期待しちゃいますね。
      ジークの次くらいに期待しちゃうなぁ。
      決して遠くはない回に登場するでしょうが、要注目ですね!(*^^*)

      管理人アース

  9. コダヌキオタヌ より:

     失礼致します。
     ゼクシィと【進撃の巨人】との異色なコラボに少々驚いているコダヌキでございます。

     「うざい」「正論ばかり」「クズ」とは・・・散々な言われようですね(笑)。
     私も、フロックはそれほど嫌いなキャラではありません。注射薬で揉めた場面では、確かに私
    も勲章授与式の時のフロックに近い感情を抱いてはいました。読者目線の代弁者という諫山先生
    の思惑にがっちりハマっていました(笑)。

     物語を盛り上げる為とはいえ最近では殺人者の色合いが濃いフロックですが、現在の人物像を
    形作った原因が彼だけにあるようには思えません。

     壁外に出て巨人に殺される心配の無い大衆。流行りに便乗して「マリアを奪還しろ」と声を上
    げるだけの大衆。そんな集団がフロック達の背中を押し、壁外へ送り出したように読めました。
    その大衆は、エレンが壁の巨人を引き連れて島外へ出ても、喜んで祝杯を上げていました。外の
    世界で数多の人が殺されるのにです。私がフロックよりも恐怖を覚えるのは、ザックレーが死亡
    した直後に気勢を上げたような、思考を放棄した感情的な大衆です。
     フロックを現在のフロックたらしめたのは、勿論エルヴィンの影響も排除出来ませんが、壁内
    の大衆にも原因はあるでしょう。マリアを奪還して経済発展する壁内で、一度死んだも同然の
    体験をしたフロックは、大衆の中にいても違和感を感じたのではないでしょうか。壁内世界に身
    の置き場所が無く、イェーガー派の中に自らの居場所を見つけてしまったのかもしれません。
     だからといって、フロックが義勇兵やレべリオ収容区の住民を殺害した事が正当化される事は
    決してありません。周囲から如何に影響を受けようとも、どう生きるか最後に決断するのは自分
    自身ですから、フロックには自らの人生に責任を負う必要がある・・・筈です。
     時勢に乗ってあちらこちらに漂う風船のような大衆は、フロック達が劣勢に立てば掌を反して
    攻撃するでしょう。彼の最期の場面をそんな風に想像しています。

     私もフロックばりに正論を連ねてしまいました。
     失礼致します。

    • >私がフロックよりも恐怖を覚えるのは、ザックレーが死亡した直後に気勢を上げたような、思考を放棄した感情的な大衆
      >大衆の中にいても違和感を感じたのではないでしょうか。壁内世界に身の置き場所が無く

      石つぶて攻撃に向かい周りの全ての人が死に自分だけが生き残る、という体験が現在のフロックを作っているのだろうという考察は全く同感です。
      しかし一方で大衆の中に違和感、という読み方は管理人アースはちょっと違いますね。
      むしろフロックは大衆を扇動しているように感じます。
      大衆に向けて演説を打つ場面が多々見られ、フロックはそんな大衆の気持ち、考えを体現しているように見えます。
      諫山先生の中では現在でもフロックは大多数者の代弁者なのかなと。
      ただ仰る通り怖いですよね。大衆の考えと言うのは。
      軸がないし感情優先ですし。
      弱者の声は消されますし。
      フロックの最期が大衆による…というのはありそうですし、彼らしいかも(・_・;)

      管理人アース

  10. ユミル・イェーガー より:

    追記です。

    129話以降の展開の中では「世界を救うため」というアルミンとコニーとジャンに対して、フロック目線の強烈な「正論」が浴びせられるのではないかと思います。
    「捨てなければならないモノ」と「捨ててはならないモノ」に対するそれぞれの想いが交錯し、「悔いなき選択」へ向けてそれぞれの「正論」ガチバトルが繰り広げられるのではないかと。

  11. ユミル・イェーガー より:

    記事更新お疲れ様です!

    フロックはやっぱり退場しちゃいますかねぇ?
    読者目線の名わき役としてここまで成長したフロックには最後まで言いたいことを思いきり言い続けてもらいたいものです。
    そして地ならし展開の結末に対しても読者目線でバッサリと一言欲しいデス。

    「何かを変えるためには 何かを捨てる」
    フロックが暴走気味に走ってしまうのは『劣等感』を捨てきれていないせいでしょうか?

    それにしてもフロックの名前の由来、「まぐれ」「思わぬ幸運」「群れ」って ホントに絶妙ですよね。

    • フロックのネーミングは絶妙ですよね!
      またエレンが言っている、というところが…(汗)
      本当に白夜はすごい回です。

      管理人アース

  12. 通りすがり より:

    アース団長更新ありがとうございます! 

    いやあ、僕は割とフロック好きなんですけどね(笑)

    フロックは、ジャンよりもむしろハンジに近いと思っています。本来トップに立つとか、革命を起こすとか、そういった器ではなかったにもかかわらず、思想信条上、革命を起こさざるを得なくなってしまい、そして革命に成功してしまった結果として、トップに立たざるを得なくなり、慣れない役割を必死にこなしているという経緯が完全に同じです。

    ハンジの場合、エルヴィンという偉大な前任者の存在と、シガンシナ決戦後の壁内の急激な変化に必死に対応しようとしてきたが、結局は空回りしており、エレン派を生み出してしまった、という結果になっています。

    したがって、フロックも似たような運命をたどるのではと思われます。仲間の兵士たちからフロックのやっていることの意義を疑われる自体になり、最後はアース団長の言われる通り、新兵によって追い込まれるのではないかなと思いますね。とどめを刺すか、少なくとも死亡のきっかけを作るのはハンジではないかなと思います。

    また、今のフロックは、かっての王制側の役割も一手に担っており、とくに中央憲兵サネスに近い役割をこなしていると言えるでしょう。今の主人公であるエレンストッパーズにとっての敵は、フロック達と、エレンしかおらず、フロックは王制側、エレンはかっての巨人としての役割をこなしていると思います。

    それにしてもフロックは、かってのジャン、かってのハンジ、かっての王制側、といろんなキャラクターの役割を一手に担っていて、忙しいなあと思いますね。ご苦労さまです。

    • フロックはハンジに近い、という見方も納得ですよ。
      言われてみて、なるほどです。
      最後のトドメをハンジがしたら、ちょっと泣けてきますね(T_T)

      管理人アース

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