ミカサ・アッカーマン

【進撃の巨人】ネタバレ126話考察!「ミカサはどこだ」発言はフロックかエレンか検証!

これまでもそうですが、126話は特に「読む側によって違う意味を持つ」場面が多く見られたように感じました。

アルミンの母巨人ダイブ。

リヴァイが欠損した指を見る場面。

支部塔窓からアニ達を見つめる影。

そして「ミカサは…どこだ」発言をした人物。

フロックが後ろを振り向き「ミカサはどこだ!?」と言った後に表情が変わり次のコマで俯きながら「ミカサは…」「…どこだ?」と言った人物は誰なのか?

フロックが何かを思い付き、リフレインした?

それとも全く違う人物で、例えばエレン?

検証してみましょう!

◆「ミカサは…」「…どこだ?」発言が誰なのか検証!

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「進撃の巨人」第126「矜持」より

管理人アースは初見で「あ、エレンが来た!」と感じ「エレノサウルスから出て来られるのか。地鳴らしはオートマチックに発動できるんだ。となると『話し合い』も楽にできそう」と、様々な妄想が頭の中を一気に駆け巡りました(笑)

その後に「いや、これはフロックなのか?」思い直したのは、その後の展開を見た後です。

ミカサがコニーやアニ達と合流し支部塔から脱出、さらにはジャンもハンジさん達と手を組んでいた事が分かってから「ミカサもジャンも自分を裏切ったのを察してリフレインしていたのかも」と、読み方を改めました。

その後、当サイトのコメントやネット上でも様々意見が飛び交っているのを見て、Twitterで投票を募りました。

結果は900名以上の方に投票していただき、6割近くの方が「フロック」と認識されていた事が分かりました。

いっぽうで、3割の方が「エレン」と読んでいる事も分かりました。

投票していただいた皆様。

本当にありがとうございます!

投票数の多さから、考察好きにとっても気になるポイントであることが察せられますよね!

フロックとエレン以外では、と考えているコメントも多く見られました。

ちょっと見てみましょう。

桐堂さんは、誰とは予想していませんが「別人物では」と考察されていました。

「ミカサは…どこだ?」は当初フロックかと思っていましたが、発言者の目線が下に向いています。これは尻もちをついたフロックに向けて問いかけたのでは?と。
また、フロックの耳たぶが大きめに対して、発言者はスマートな耳の形をしているように見えます。

たしかに上のフロックの耳と比べると耳たぶがシュッとしているように見られます。
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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

たしかにフロックとは別人物のようにも見えますよね!

そして発言者の目線も気になりますよね。

もしフロックであるならば、振り向いたフロックの後に、もうひとコマ無言で俯くようなコマが挿れられるようにも感じます。
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「進撃の巨人」第125話「夕焼け」より

それが無く、振り向いていたはずのフロックがいきなり俯き発言するところに違和感を覚えますよね。

はと麦茶さんからは

フロックのシーンでの謎人物ですが、目線からフロックより身長が高いと思われ、かつフロックが驚いている点からエルヴィン団長ではないかと思ってしまいます!
団長は死んでしまっているので可能性は低そうですが…。

「エルヴィン団長では」との考察をいただきました。

フロックと因縁のある人物、という意味でも「エルヴィン団長」という予想はチラホラ見られました。

たしかにフロックだけに「エルヴィン団長の亡霊」という展開も予想できますよね。

ただ、エルヴィン団長だったらミカサではなくリヴァイ兵長やハンジを探し「リヴァイは…無事か?」と言いそうな気がします(笑)

というか、そう言って欲しいなと(笑)

フロック以外と読んだ人達でも、色々な見方があるようですね。

では逆に「フロック」と読んだ方の考察も見てみましょう。

ブビまるさんは「はじっこに刈上げ部分が描かれているからフロックでは」ととツイートされていました。

たしかにエレンだったらここが刈り上げではないですし、黒く塗りつぶされるべきですよね。
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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

絵師であるブビ丸さんらしい考察だな、と感じました。

三笠さんからは

ミカサはどこだ?
についてですが、フロックじゃないんですかね?
ミカサもいないということは、ジャンが食べられたと見せかけてみんなグルだな、と気付いた!という表現なのかな、

とコメントをいただきました。

リフレインでフロックが言っている、という読み方ですと管理人アースもこのようなイメージで読みます。

全くの同感ですよ。

その他にも本当に紹介しきれないですが「ミカサはどこだ」考察には、非常に多くのコメントをいただきました。

いつもありがとうございます!

皆様の考察コメントでこのサイトは考察精度をキープできております。

最後までお付き合いください!

では結論として、この人物はフロックなのでしょうか?

正直「どちらでもあり得る」というのが管理人アースの本音です。

どちらか選んで、となれば「エレンでは?」と初見で判断したエレンだと答えますし、投票の「7割以上フロック」とまでのイメージはありません。

上記以外の要素でも「字体が違う」というのもあります。

「ミカサは…どこだ?」というフォントは、126話で表記されている他の太字とは、字体がちょっと違います。

普通はゴシック体のような字体で太字にするだけですが、この文字は明朝体のように見えます。

ここからも、ただのフロックのリフレインではないように見えますよね。

そのように、諫山先生が仕掛けているように見えます。

なので、いくら見直しても「フロック」か「フロック以外の人物」なのかは五分五分なように見えるのです。

では、この人物がどちらか確定した時に何が見えてくるのでしょうか?

次は、この人物が確定した時に見えてくる事象について考察したいと思います。

◆「ミカサは…どこだ?」で見えてくる事象とは?

「ミカサは…どこだ?」が誰なのかが「フロック」だとしたら、単純にリフレインしていたということになり今回の描写はミスリードだった、ということになるでしょう。

つまりワザと字体を変えたり「一見フロック以外にも見える」という描写をした、ということです。

ではもし「フロック以外」だったら、どのような展開になるでしょうか?

もし「エレン」だったら?

最初にも述べた通り「エレンとの会話がしやすくなる」という展開になります。

つまり、ハンジさんや104期生達との会話がスムーズにできるようになりますよね。

そして「エレンがミカサを探している」という意味になります。

こうなって来ると、かなり展開が早くなるのではと察せられますよね!

104期との対峙、さらにはミカサとの会話が展開することになり、物語全体の回収が一気に加速するのではと予想できます。

そこに感じられるのは「年内連載完了」と言う諫山先生の抱負実現の気持ちです。

やはりここに向けて全力疾走している、という意味になるでしょう。

つまり、「ミカサは…どこだ?」の発言がフロックであればミスリード、エレンであれば年内連載完了実現展開、という意味なのではと管理人アースは考察します。

フロックかフロック以外かは五分五分でしょうし、管理人アースの個人的な見方は「エレン」だと感じますが、そこが確定した時には諫山先生の現在の気持ちが、かなり反映されるだろうと予想できます。

もし発言者がエレンであり、回収展開が早くなったとしても、諫山先生の念願通りの回収を見届けたいなと感じています!

今回の考察で「ミカサは…どこだ?」はフロックかフロック以外かは五分五分だけれど、その展開次第で展開の速さが大きく変わる、と予想できました!

どちらの展開となるのか!?

今後の展開を大きく左右するポイントですし、見逃せないですね!\(^o^)/

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POSTED COMMENT

  1. ハムエッグ より:

    すいません、刈り上げがジャンだと書きましたが、他の方のコメント読んで、フロックのようですねm(._.)mコメント失礼いたしました

  2. ハムエッグ より:

    はじっこの刈上げ部分だけを見れば、ジャンだと思ってました。
    でも話を読んでるとフロックっぽいんですが
    角度が明らかに別人ですよねぇ、、、

    前後の話を再確認せず絵だけを見た判断では、ジャンだと思います

  3. いつもみてます より:

    単行本では、最後のコマにフロックの髪の毛が追記されてました。
    単純なミスでした。私もエレンを期待してたのですが…

  4. あの日に戻りたい より:

    最新の展開で、ほぼブロックだと確定しましたね。
    ブロックがここで裏切られたと察し、地ならし阻止班を阻止するきっかけを丁寧に描いたのだと思います。

    • 管理人アース より:

      たしかにそのように読めますね。
      う~ん…ちょっとシックリ来ないのですが、流れ的にはフロックなのかなと感じますね。

      管理人アース

  5. 普通の東洋人。 より:

    アンカーボルトマン様とは逆に、私はエレンだと投稿したものの、フロックの可能性もある気がしてきました😅
    問題のコマの人物は、ミカサの不在に「愕然」としている表情に見えますが…地鳴らしが既に発動された以上、フロックにとって、ミカサの裏切りなど取るに足らない問題のはずです。 島内の民衆はイェーガー派に傾倒、今の兵団に彼らを抑制する余力は無く、このまま地鳴らしが世界に及べば(エレンが本気なら)ヒィルズ国というミカサにとって強力な後ろ盾も失う。 ジャンたちが阻止派に回ると、統治者に名乗り出る人間は更に減り、権力が集中し立場は一層堅固なものとなる。 普通なら、いくらシガンシナの英雄達でも「あの」エレンを止められはしないだろうとも考える。
    これはフロックには「愕然」どころか、諫山先生の故郷日田市の「ふるさと音頭」をその場で踊り出したくなるような棚ボタもんだろうと思いま…した。
    思ったんですが、事前にエレンから「あいつらは地鳴らしを止めに来るかもしれない、決して目を離すな!」ときつく言い含められていた、という可能性もありますね…。 フロックがジャンに憲兵団を勧めたのも、エレンがアルミンの事を甘っちょろいと罵倒したのも、どんな困難に直面しても兵士としての「矜持」を常に持ち続けた104期生が、自分たちに立ち向かうのを避けたかったのでしょうか。 …一体どっちなのか💦
    今月は特にアース団長や団員の皆さんの考察や感想が様々で、あらためて進撃の多面的な捉え方・読み方・魅力を再確認しました。

    • 管理人アース より:

      >事前にエレンから「あいつらは地鳴らしを止めに来るかもしれない、決して目を離すな!」ときつく言い含められていた、という可能性も
      なるほど。これを思い出したシーンだとフロックでシックリと来ますね。
      う~ん、どちらも考えられるしシックリと来るし…
      ここまで来ると諫山先生しだいなようにも感じますが、確定シーンを早く見たいです(;´Д`)

      管理人アース

  6. アンカーボルトマン より:

    3日前に、フロックだと思うと投稿しましたが、皆さんの考察も読んでみて、エレンの可能性もあるような気がしてきました。
    気になっちゃって、この数日、何度も本を読み返しました。
    フロックは
    「ミカサはどこだ、すぐにヤツを―」
    と言いかけて、後ろを振り返り、何かを見た!
    「見た」ような絵ですね。
    驚いたような目にも見えますね。
    それから、フロックにしては口が小さいような気がします。
    むしろエレンの口に近いです!!

    エレンがいたのかもしれません。

    もしエレンだとしたら、ミカサが現在マフラーを着けていないことと関係があるかもしれません。
    マフラーはスマホのGPS機能のようなものと仮定すると、ミカサがマフラーを着けていないので位置がわからなくなった。
    それで捜しに来た。
    のではないかな。と想像してみました。

    フロックの驚きの目から想像すると
    何もないところから突然エレンが出現したか?
    フロックにしか見えないエレンか?
    というような事になると思うのですが、ここもなにか特別の出来事が起きたということになると思います。

    しかし、ルイーゼの証言によるとエレンの本心は
    「マフラーは捨ててくれ」なので、
    頭が混乱してきます。

    あーこの数日、ずーと考えてしまいました。
    こんな小さな一コマに、今日も。
    なんでもないシーンなのか
    超重要シーンなのか
    どちらの可能性もあります。
    こんな小さなシーンでこんなにも読者を考えさせるなんて
    このマンガはすごいです。

    • 管理人アース より:

      >こんな小さな一コマに、今日も。
      なんでもないシーンなのか
      超重要シーンなのか
      どちらの可能性もあります。

      そうなんですよね、結局は作者しだいなのですが…諫山先生はあまり無駄コマを使わないので意味がある、と感じますよ。
      となると、やはりエレンな気もします。

      管理人アース

  7. sasagepoyo より:

    エルヴィン笑いましたwもしそうなら地均しは止められないけど兵長がジーク殺すのだけ止められそうですね!まあ鼻が違うかなと思いますが(笑)

    フロック→振り向いて見上げる
    相手→体ごとこちらを向いて見下ろす
    髪型も違いすぎますしフロックではないですよね、気になりますね。
    フロックの表情がかなり驚いているので、この場にいてもおかしくない人物や、そもそも誰?という人物は除外できそうですね。
    何故ここにお前が!?と言わんばかりの顔…
    セリフからしてもエレンでしょうかねやっぱり。巨人化痕が無いのは気になりますがね。

    しかし完全にガワを脱いでしまうと、ガワが蒸発してしまうだろうし、そうなるとジークも脱出していそうだし…。
    出発しようとしたマガト組の前にジークがのこのこやって来たらまた超展開になりますね!
    もしエレンジークが外に出てきて行動してるなら、合流せずコニー組はエレンを、マガト組はジークを追うでしょうか。
    ちょうどよく幼馴染104期ガビファルコとエレン側はまとまってますねジャン以外。ジャンがキーになる展開…ハンジリヴァイから後を託され、パラディ勢を代表してリーダーの役目を受け継ぐ展開…妄想しておきます。

    • 管理人アース より:

      >ハンジリヴァイから後を託され、パラディ勢を代表してリーダーの役目を受け継ぐ展開…
      これは熱いですね!見たら絶対泣く場面ですよ(;´Д`)

      管理人アース

  8. アンカーボルトマン より:

    「ミカサは・・どこだ」の人物はフロックだと
    思います。このシーン、
    「ミカサはどこだ、すぐにヤツを―」の後に、はっと何かに気づいて発した言葉ですが、この瞬間フロックは
    「自分はなぜミカサの名を呼んだのだろう」
    と自問自答したのではないでしょうか。
    私も不自然な気がします。
    フロックが自分の言葉とは思えない言葉を
    発するシーンは、125話にもあって、
    ジャンに「昔のジャンにもどれよ」
    「ムカつく生意気なヤローに」があります。
    ここもなにか不自然さがあります。

    ジャンも驚いています。
    (お前、その言葉、まるでエレンじゃないか)
    というようにジャンは感じたのではないでしょうか。

    他の人も書いていますが、私はフロックは
    エレンに操られているのではないかと思います。精神を支配されていると言ってもいいかもしれません。
    フロックのこれまでの迷いのない大胆な行動
    もエレンに操られていたとすると説明できるような気がします。
    しかし、今回の
    「ミカサは・・どこだ」は、
    それを、フロック自身が何かおかしいと気づいてつぶやいた言葉だったのではないかと思いました。
    または、操られている状態が、何らかの事情で解除されたか?
    「ミカサは・・どこだ」は、
    (なぜオレは???。)
    という気持ちから
    出た言葉かなと思いました。

    ところで、昨日、本買いました。
    私が、126話で注目したのは、ハンジとリヴァイの会話です。
    お互い認め合っていていい感じです。
    ハンジの「いっそ2人で・・」
    は本心だと思うのです。
    (リヴァイも実は聞いていたし)
    エレン放送がなかったらリヴァイはなんと答えたでしょうか。リヴァイは意外と優しいしユーモアもわかる男なので、想像してみると楽しいですよ。
    私は、もし、この2人が最後まで生き残り、
    物語の最後がハッピーエンドになるのなら
    2人を結婚させてほしいと思いました。

    • 管理人アース より:

      >私はフロックは
      エレンに操られているのではないかと思います

      今のエレンならこれも可能かもですね!

      管理人アース

  9. 井筒孝廬 より:

    こんにちは。

    フロックだと思って読み流してしまっていました。

    後の方のミカサはどこだ?は、フロックが自らが裸の王様だったということに気づき愕然としながら俯いていたという捉え方でしたが、

    お題に即して他の可能性を検討してみました。

    観点として、「ミカサを探す動機」を持ち合わせているのかどうか?ということで、

    ズバリ、アニです。理由(動機)は、ストヘス区の壁からミカサに落とされてから寝たきりとなっていたので、起きたら再選を試みようとするはず・・御礼参りです。

    ・・・

    他の可能性としては、

    ズバリ、ルイーゼです。

    とにかくミカサのことで頭がいっぱいのキャラの筆頭はなんといっても彼女であり、やはりマフラーが欲しかったんだと思います。

    ・・・

    別の可能性としては、

    ズバリ、エレンでなくてエレンの霊です。

    情報思念統合体という呼び方もできます。エレン本体は行進中で忙しくて出て来れませんし、ツンデレなところがあって、マフラーを棄てろとか言っていましたが、内心ではそうでもなくて、ミカサに会いたくなってしまっている、と。

    ・・・

    更に別の可能性として、以前からずっとミカサに執着しているということでは、

    ズバリ、鏡男です。

    今回は鏡男は驚いていると思います。エレンを止めることをしなかったミカサがエレンを止めようとしているので。そして、行けという前にミカサがどこかに行ってしまって、せっかく集まっているイェーガー派の観衆を前にしながらとっておきの大道芸を披露できなくなってしまったので。

    ・・・

    《まとめ》

    ミカサはどこだ!?の発言者は誰か? (括弧内数字は可能性)

    ・ フロック (20%)

    ・ アニ (20%)

    ・ ルイーゼ (20%)

    ・ エレンの霊 (20%)

    ・ 鏡男 (20%)

    以上が再検討の結果ですが、

    「容姿」という観点を重視したいということであれば、鏡男の正体は、フロックかエレンとなりますが、外伝から鏡男はエレンでない可能性が大きいので、鏡男はフロックとなり、

    ミカサはどこだ!?の発言者は可能性が40%で一番大きい、フロックである、ということに。

    ーーーーーーーーーー

    • ユミル・イェーガー より:

      井筒さん こんにちは。

      鏡男に1票入れさせていただきます!

      あのコマにある顔は鏡男に映ったフロックの顔だったんですねぇ…

    • 井筒孝庵 より:

      HNに誤りがあり、承認のお手数をかけてしまいましたm(__)m > アース団長

      ・・・

      さて、物語も終盤の更にその終盤を迎えようとしていて、自分の頭の中では、別トピにも記しましたが、

      《問》 壁内巨人群を動かすということと、巨人の力を消滅させることが、どう結びつくのか?

      妄想を交えて思案中です。

      進撃の楽しみ方は、キャラクタ造形、アクション、群像劇、謎解きetcと様々ですが、「SF設定」で観た時、自分にとって進撃の設定はとても興味深く、初期での「鏡像」から始まり今に至るまで、想像を刺激し続けています。

      記憶ツアーや時間が凍結されている冥界(ユミルのいる側)では、

      実時間を「距離」に置き換えていると見做すことができて、(記憶の空間での記憶は、アドレス指定される)ファインマンの履歴総和やホーキングの虚時間を連想させるものとなっていて、

      ほとんどのSF作品で、実時間の時間線を前後、または相互に移動するパターンになっているのとの、違いを感じさせます。

      進撃世界での設定がそうなっているとは思っていませんが、今のところ両立し得ると観ていて、

      ホーキングの虚時間モデルの延長線上で想像を膨らませた場合、

      《小問》 壁内巨人群はいったい何か?

      《小答》 あれは、始祖ユミルが、檻から出ようとしても、出られない有り様を表している。

      《考え方》

      ・ ホーキングの業績(特異点定理・無境界仮説・時間順序仮説・ブラックホールの熱力学)のうちの、ブラックホールの熱力学。

      ・ ユミルの世界(冥界)をブラックホールのようなものと見做すと、本人が出て来れない境界があって、それが「事象の地平線」で、ただし、ホーキング輻射で、こちらの世界に繋がりを持つことはできる。ただし、出ようとする活動のほとんどは、事象の地平線の周辺に捉えられてしまって、凍結されている状態。通常空間ではその事象の地平線は、ホログラフィー原理によって、パラディ王都の3つの壁として投影されている、と考えます。

      ・ ブラックホールの熱力学の類推で、《問》 壁内巨人群を動かすことが巨人の力を消滅させることとどう結びつくのか? と言えば、冥界で始祖ユミル(の巨人の力)が消滅する時、事象の地平線から外部に輻射のエネルギーが解き放たれる・・ブラックホールで言えば、「蒸発」に相当する、ということに。

      ・ 帰結:こうした設定の推測の元では、壁内巨人群の行進(地鳴らし)は、始祖ユミルを冥界から解放する上で、避けられないものである、となります。また、壁内巨人群(従って、エレン)を止めるということは、輻射エネルギーを通常空間の側でなく、他に追いやること、全ての宇宙を含む「高次元のバルク」に還元してしまうということに相当するとなるでしょう。無に帰するとも言えますが、高次元のバルクは、11次元が完全に対称な状態で、一方で量子ゆらぎはなくならないので、無のようなものに帰するという感じです。

      ーーーーーーーーーー

      • 管理人アース より:

        実際に地鳴らし巨人群がどのようにして壁となったのか、の描写は無いのでこの回収も登場したら嬉しいなぁと願っています。

        管理人アース

        • 井筒孝庵 より:

          こんにちは。

          壁内巨人群がいったいぜんたいどうできたのか? 大きな謎がまるまる残っていて、回収がとても楽しみです(*^ω^*)

          ・ いつできたのか? 誰がどのように何のために造ったのか?

          ・ 造られた巨人がなぜ動かない状態になっていたのか? 最初から凍結されていたのか? 途中で誰かが止めたのか?

          ・ 壁内巨人群の巨人達の正体は? ヒト、つまりユミルの民なのか? 過去に発生した無知性巨人を集めてベースにしたのか? 無から有、ゴーレムのように土から造ったのか? 島内に大量に生息していてもおかしくないハルキゲニアがベースなのか?

          謎がとても多いです(*^ω^*)

          ーーーーーーーーーー

  10. やだ より:

    初めて投稿させていただきます。
    私は、この人物はフロックなのだと思って読みました。
    また、窓の向こうの謎の人物についてはキースかなと思っています。

    それをベースに、今後の展開として、104期の裏切りに気づいたフロックがイェーガー派を率いて彼らを追いかけようとする、その場面で「傍観者」キースがフロックを制止、お前にはなにも変えられない、あいつらの行動を見届けろ、などと諭す場面を想像しました。そこにはスルマたちもいると面白いなと。

    今の話の巻き具合を考えると、これ以後フロックに大した役割は与えられないような気がしています。エレン、ジーク、104達とマーレ軍のからみに、イェーガー派が絡んでくると水を差すような気もします。
    それに、キース(とついでにスルマたち)もきれいに役を全うできそうですし。

    • 管理人アース より:

      フロックだとして、これからのフロックがどのような展開になっていくのかも気になりますね。
      このまま退場かもですが、見せ場がキチンと用意されている気もしますよ。

      管理人アース

  11. なり より:

    こんばんは、なりでございます。
    私はこのシーンの人物はフロック以外の誰か=エレンなのでは?と考えております。

    その理由ですが、
    ①字体(フォント)が違う
    →私も多少漫画を描いている人間なのですが、その漫画において一つ前のセリフとフォントが違う、変える時に多いのが「声が違う」ことを表現するためです。それが「声色、感情による本人の違う声」の場合もありますが、ケースとしては極めて少ないレアケースです(ただし、諫山先生ならやるかも…という気持ちもちょっと持っております。諫山先生は私などよりもずっとずっと漫画スキルが高く経験も抱負な漫画家さんですので)。と言うことは、フロックとは違う誰かの声を表している可能性があります。

    ②フロックの振り向き方
    →これ、1回目のセリフで後ろを振り向いて見上げたように見えますよね。そしてミカサは、どこだ?ですから、その背後に誰かがいたのでは?=その人物が2回目のミカサは、どこだ?と話したのでは?と考えます。ここ、確かにフロックより長身の人物を思い浮かべますよね。ここでちょっと思うところがあるのです。
    エレン、かなり背が伸びましたよね。15歳時は170センチとミカサと同じでした。が、今は182センチ?まで伸び176センチのミカサ(女性ではかなりの長身ですよね)とそこそこ差が出てきたようですね。グリシャもジークも182〜183センチだったと記憶しております。エレンも彼らの遺伝子通りに同じくらいまで伸びたんですね。
    それで背が急激に伸びて(確か175センチ位だったような)フロックを抜き去った可能性はないでしょうか?フロックの方が年上でしょうし、早くに成長期が終わって身長を抜かれたと言うのもありえない話じゃありませんし。7センチも違えば視線は自然と上向きになります。

    ③髪について
    →うなじ付近が刈り上げのように短く見えるからこいつはエレンではない!確かにそう言う考えも出来ますが、私はここで敢えて異を唱えてみます。
    エレンの巨人化前の髪型はどうだったでしょうか。記憶ツアーでは違いましたが、あれは精神世界のようなものでしょうから、ここでは考慮していません。そして首ポーンの時も髪を振り乱していましたね。
    しかし、足を喰いちぎられ巨人化する所まではエレンはオールバックで髪を結んでいました。この時の髪型が再現、または類似する髪型なら、うなじ付近はこのような髪型にならないでしょうか?

    ④なぜわざわざ髪型を変えた?
    →他の誰かやフロック自身とミスリードさせる意味もあるかもしれませんが、目つきがエレンそのものに思えるのが一つ。フロックはこんな目はできないでしょう。エレンとは対象的に、フロックは幻想を追い、権力という名の虎の威を借りるだけ、値踏みする権利くらいあるだろ?と開き直る位の意思薄弱な男です。これからどんどん人心を失い最期は惨たらしくあっさり退場していくのでは?と言う私の願望も混じっていますが…。
    もう一つが、エレノサウルスは戦闘行為をしておらず(蹂躙はしておりますが複雑な動きはしていません)現在進むだけの単純な動作しかしていません。その中にいたならば、髪を結び直すくらいは出来たのではないか?と言う理由です。予めヘアゴムなどを手首にでもつけておけばすぐにでも結び直せますし。

    ⑤戦鎚の力で姿を模したエレン人形、または始祖(道でユミルに頼んだか?)の力で顕現した幻影エレンの可能性
    →もしこれが真ならば、フロックが記憶している髪を結んだエレンの姿でこの場に現れてもなんら不思議はありません。フロックは首ポーン、エレノサウルスになったエレン=髪を下ろしたエレンの姿を直接みていませんので。

    ⑥メタ的な理由
    →諫山先生の抱負です。今年で連載完了!を目標とし本当に完遂させようとしていらっしゃるならば、これ以上風呂敷は広げないだろう=ならばここから話が複雑化するであろう新キャラ登場は無い。と私は考えます。ならばこれはエレンか、大事なことなので2度言いましたなフロックか、はたまた既にいるキャラの誰か。でしょう。
    と、妄想しております。

    • 管理人アース より:

      エレンに思えてきましたよ(笑)
      素晴らしい考察をありがとうございます!

      管理人アース

  12. そもそもですが、フロックが何故この場で
    ミカサを探すのか?
    フロックとミカサは、これまでそれほど
    親密な関係ではなく、会話もほとんど
    無かったように思います。
    ので、ここでフロックの口から ミカサの
    名が出た事に 凄く違和感を覚えました。

    考えられるのは、フロックはミカサの戦歴、
    能力を買って ミカサをエルディア帝国軍の
    主要ポストに据えるつもりなのではないか。
    そこで突如 車力が現れた混乱を鎮めるよう、
    ミカサに命令しようとしたと思います。

    とに角、フロックはミカサに近付き、協力を
    求めてきたと考えられます。
    その様子を感づいていた誰かが、謎の人物の
    手掛りとなる気がします。
    やはり、エレンが濃厚か?

  13. WINO より:

    皆さんの様々な意見が出るのが進撃の面白い所ですね。

    エレンとの意見もありますが僕はやはりフロック推しです。

    エレンではない理由
    ①エレンなら隠れていた意味が不明。
    フロック達と共に処刑の場に始めから居てもいいのでは。
    ②仮に離れた場所から状況を見てると仮定してもエレンの事ならミカサの動きには必ず気を配っているはず。

    フロック推しを3つのコマ割りから検証
    ①2コマ目でミカサが居ない事が分かりジャンとミカサに裏切られたと気付いた。
    ②3コマ目は前を向いてガックリうな垂れて呆然として呟いた。

    以上、僕の見解です🤔

    • 管理人アース より:

      フロックが一番有力ですよね。ただフロックであっても違和感が多い描写であることは間違いないです。
      127話が楽しみです!

      管理人アース

  14. ユミル・イェーガー より:

    こんにちは。

    フロック以外の誰か を推します!!

    1コマ前のフロックの驚愕した表情を 現状の違和感(裏切られたのか…?)に気付いた表情と読むか、後ろに立つ人物を発見したときの表情と読むかで意見が分かれて当然の描写だと思います。
    ただ『フォントが違う』ことが(発見した人スゴイ!!)物理的根拠として「フロック以外の人物」と確定させてるのかな と。

    エレンだとすると島内決着 展開を早める という導入口にも見受けられます。ただ、このタイミングでエレンが一度距離を取ったミカサを探す理由が読み取りきれません。(私の想像力不足ですが…)

    ヒィズル国の人物だとミカサを探す理由は明白です。
    この非常事態でミカサの力(秘密)が必要だからです。もしくはその力(秘密)を持つミカサを守るためです。

    ということで
    窓の影の人物同様「ヒィズル国の主要人物」を推しますぅ!!

    • 管理人アース より:

      むちゃヒィズル国関係者説が浮上してきましたね!
      ありそうな気もしますよ。
      素晴らしい考察をありがとうございます!

      管理人アース

  15. 団長殿、いつも更新お疲れ様です。

    なるほど、確かに声の主がエレンなら展開が一気に加速するでしょうね。
    舞台が海の向こうに移る事無く、パラディ島内で最終決着みたいな流れになる気がします。

    自分もこのアンケートに「上記以外」に投票しました。
    その挙句になんだか見当違いなコメントを入れてしまい大変失礼致しました。

    あれから自分も思うところがあって、何度もこのコマを見直したのですが、やっぱり結論が出ません。
    眼の描き方だけ見ればフロックにもエレンにも見えます。

    そんな中、フォロワーさんのテラさんのツイートを見て納得しました。
    フロックはあの時点でミカサはまだ自分側の人間だと思っている。

    多分、自分がお山の大将だった事に気付いて、二度目の「ミカサはどこだ?」になったのではないかと。
    勿論フロックがこのままおとなしく退場するとは思えないので、最後まで自分の与えられた役割を全うしてくれると信じてます。

    • 管理人アース より:

      >自分がお山の大将だった事に気付いて、二度目の「ミカサはどこだ?」になったのではないかと
      リフレイン、という捉え方ですね。
      これも十分にあると思います。
      というか、7割以上が「フロック」と考えられていますので、こちらの方が有力なんだろうなと感じています。
      管理人アースはエレンだと思っていますが…どうでしょうね(笑)
      本当に回収が楽しみです!(*^^*)

      管理人アース

  16. ののの より:

    私も刈り上げで、フロックと判断しておりました。
    「ジャン、ミカサがマーレ側と繋がっている=もしかしてハンジが生きているのか!マーレと共闘するつもりか!」と、言った意味を表しているセリフだと、考えます。
    後で、このセリフ出てくるのかもしれませんね…覚えておく事にします。

    • 管理人アース より:

      フロック
      「マーレと共闘するつもりか!」

      良いですね!
      このセリフ言いそう(笑)

      管理人アース

  17. ギミーミ より:

    これに関してはハッキリ言ってフロック以外しか考えられません笑
    理由ですが4つほどありまして、まず1つ目は最後のコマのキャラの顔の向きです。直前までフロックは後ろを向いています。ここから前下を向くのなら、そこに移動線などがあるべきだからです。
    次に周りに飛んでいる粉末。これは車力やイェーガー派が走った時に巻き上がったものだと推察出来ますが、その場合巻き上がっているのは地面の近くだけ=フロックの顔周りのみとなるはずです。最後のコマの粉末は顔より上の部分にはありません。これは最後のコマのキャラが立っていることを示唆しています。
    次に漫画としての演出。上から2コマ目から下から2コマ目の間のコマでは、フロックの顔(正確には目)が少しずつ近付いていく演出がなされています。これはアニメや映画などにもよくある演出で、目に近づくということは「目に映る何か」を次のシーンに映すという示唆でもあるのです。つまり最後のコマは、演出上フロックの目に映った誰かと考えるべきです。
    最後に、もし最後のコマがフロックで、ミカサ達の裏切りを思案している場面だとしたら、そもそもフロックを描く必要が無いからです。例えば適当な背景置いて「ミカサは……どこだ?」と書けば、下から二コマ目の驚愕しているブロックの顔も相まってフロックが考えていると読者に伝えることが出来るからです。

    以下は持論になりますが、漫画とは読者に如何に内容を伝えるかという演出の塊だと考えています。進撃の巨人は特にその演出が強く、洋画的な演出を流用した物も多く見られます。
    この最後のコマをフロックでは?と考える人の気持ちも分かりますが、ハッキリ言って、これはフロックでは無いキャラとして演出されているでしょう。
    もちろん誰かは分からないですが笑

  18. 愉楽巨人 より:

    私は発言主はヒイズル国の国主。
    将軍様かもしくはその側近。
    と妄想します。

    キヨミ様はミカサ様とミカサを様付きで呼んでいるので、キヨミ様の家来がミカサと呼び捨てにはできないでしょう?
    呼び捨てが許されるとしたら国王級の人物だと思います。

    ヒイズル国も現代日本国と同様世継ぎ問題が生じているところに、なんと100年前の忘形見の末裔が生きていた!やったぜ!みたいな。
    一旦は任せたキヨミ様の力だけではこりゃダメかも?
    と言う事で、とうとう将軍様?こりゃ国王ではないなぁ。。。まぁいいや。のお出ましとなったのでは?

    フロックは実は地ならしを成功させる事とミカサを何がなんでも守る事で、ヒイズル國から莫大なぁ報酬を得る密約をしていた。。
    地ならしは成功。あとはミカサを守れば目的のものが手に入る。その目前でジャンが拐われイェレナもさらわれた。国王級の人影を感じ「ミカサは?」と問いかけられ、思わず「ミカサは。。。」2度目のセリフになったって事なら納得です。小物らしいフロックの狼狽。そう思いました。

    窓から見ていたのはヒイズル国の国王。ミカサを見ていたのです。

    違うかな?(笑)

    そうなればヒイズル国も入り乱れての大混乱となりそうです。楽しめますね!

    • 管理人アース より:

      ヒィズル国もそろそろ登場しそうですよね。
      ミカサの活躍が楽しみです!

      管理人アース

  19. 普通の東洋人。 より:

    私もエレンだと思いました。 視線の動きの不自然さもありますが、フロックがそんなに聡明な男だとは思えないんですよねー。 元々、兵団の勧誘文句に乗せられて調査兵団に移った口ですから。 あの場にミカサがいない事で即座に「裏切られた!」と気づけるか? せいぜいが「この非常時にミカサはどこで何してる!」と毒づくのか関の山では😩。 馬車や食料や武器が、アルミンたちと共にゴッソリ消えたと報告を受けてようやく気づきそう。
    ちなみにジークだと「ミカサちゃんはどこだ?」と訊くでしょう(笑) 獣のおっさんに、ちゃん付けで呼ばれたと知ったミカサが、兵長ばりの殺気を漂わせる所までがセットになりそうな予感が…😅

    • 管理人アース より:

      >アルミンたちと共にゴッソリ消えたと報告を受けてようやく気づきそう。
      たしかにそのイメージですね。
      フロックというキャラを的確に捉えている普通の東洋人さんに脱帽m(_ _)m

      >ジークだと「ミカサちゃんはどこだ?」
      アニちゃんはキックの練習してるんじゃない、のセリフを思い出しました(笑)
      アニとジークの再会も見てみたいですね。
      その前にピークとアニの絡みも見たい(*^^*)

      管理人アース

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